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Mexico

バスの一日 – Los Angeles to Mexico City

7時頃に日が昇り始める。乾燥した土地に、ぽつりぽつりと家や商店が見える。

Hermosilloという町のターミナルでTamalesを買い込み、朝ご飯とする。Tamalesとは、古代マヤ伝来の料理で野菜の具などをトウモロコシの葉に包んで蒸したものをいうが、蒸しパンのような味だ。

そうこうする内に、
朝から元気いっぱいのテレビはセクシーさ満点の映画を
変わらない爆音で放映を始める。
時折、アクセサリーやタコスを売りに
おじちゃんやお姉さんが乗り込んでくる。

バスの乗客とも会話を交わすようになる。
子ども連れの家族は、
ワシントンからグアダラハラ近くの町に来ているという。
モノを落としたり、スペイン語にとまどっていたりすると、
声をかけてくれる乗客がいる。

バスターミナルでお手洗いに行くには4ペソ程が必要になる。
Los Mochisのターミナルでお手洗いを借りる際、
その4ペソを入れたまま入口の扉が開かなかった。

4ペソヲイレタノニ、ハイレマセン。

そう従業員に訴えると、
笑顔で隣の無料のお手洗いを快く案内してくれた。
この無料お手洗い、誰でも入れそうなお手洗いだ。

ありがとう。
でも、4ペソお手洗いとの違いは何でしょう。

わたしたちの乗り込んだバスは
どうもちょっとした高級クラスだったようで、
バスにお手洗いも付いているうえ、
バス内の清掃も定期的に行われる。
客層も良く、車内の治安は十分に確保されている。

こうして、夕陽が沈むのを眺めながら
VIVE MEXICO ELITEとかかれたバスはぐんぐんと南下していく。

我田引水

スポーツでは、左利きは重要な役割を果たす。
外国で人にものを書いてもらうと、左手で書く人が多い。
外国に左利きの人が多いのかどうかはわからないが、これは右手で書くように指導されることはないということ。
左手で文字を書いても、上手に書ければ、何も問題はない。

問題は、大人が右手で文字を書くように指導することを、当たり前と思っていることだと、僕は思う。