Botswana
日の出に空が赤くなってから1時間半ほど経った8時前、バスはフランシスタウンに到着する。直角の硬い座席に、天井からビニール袋がいくつもぶらさがっているバスの中で、乗客たちはみな笑顔で元気だ。水色のバスの前方には、ナイキのロゴが白いペンキで描かれている。
ここから、ザンビアとの国境であるカサネまで向かいたい。
バスを降りた場所から、カサネ行き乗り合いバンが出ているターミナルまで少し離れているというので、タクシーに乗って向かう。タクシー運転手はカサネ行きバンの乗り場までタクシーをつけてくれた。
「これがカサネに行くから、これに乗ったら良い。」指差されたバンにそのまま乗り込む。窓の外ではスナックや果物を売る女性たちがいる。満席になるまで30分ほど待ち、バンはぎゅうぎゅう詰めで出発する。
フランシスタウンの町にはSPARのスーパーもあり、中華系レストランもある。
バスは牛が草を食む平らな大地を走り続ける。ボツワナはダイヤモンドの生産地として、南部アフリカの中で最も豊かな国ともいわれている。それでもUNAIDSやWHOの報告によると、人口の約24%がHIV感染者なのだという。それは人口比率にも影響を与え始め、大きな脅威となっている。
パンにチーズをのせてかじったりしている内に、バンは14時半前にはザンビアとの国境、Kazungulaへと到着する。目の前がすぐにイミグレーション・オフィスだ。中に入って、出国のための書類を記入して差し出す。ボツワナに入国した際の書類と同じものだ。それさえ差し出せば、わずか2日のボツワナの出国手続きが完了してしまう。
2012/04/17 15:33 |
カテゴリー:Botswana
ボツワナのハバロネから、ザンビアのリビングストンへ抜けるルートです。
ボツワナのハバロネのバスターミナルから、フランシスタウン行きのバスに乗る。
(※INTERCAPE社のバスは、ハバロネの中心地のガソリンスタンドに着きます。
バスターミナルまでタクシーで所要15分。P40.00)
(※ジンバブエ行きのバスも、フランシスタウンを通過するので、途中で降ろしてもらえます。
P100.00)
フランシスタウンのバスターミナルから、カサネKASANE行きのミニバスに乗る。6時間P105.00
(※ジンバブエ行きのバスの場合、フランシスタウンのバスターミナルではなく、近くの大きな道路沿いに降ろされるので、そこからタクシーでバスターミナルへ行きます。約10分。P20.00)
カサネKASANE行きのミニバスは、ザンビアとの国境に寄るので、下車。
ボツワナ側で、出国手続き。出国カード・パスポート提出。無料。
歩いて行くと、国境の川を渡るフェリー乗り場に着くので、フェリーに乗車。ZKW2,000orP4.00
ザンビア側国境にて、入国手続。入国カード・パスポート提出。
ビザ代の支払い US$25.00
国境から、リビングストンまで乗合タクシーに乗車。
所要1時間。P100.00。
(※ZKWがなかったので、Pで支払い。)
◎両替
国境に両替屋がたむろしています。
2012/04/17 15:01 |
カテゴリー:Botswana, Zambia, ささやかな、旅のじょうほう
南アフリカの出国を終えると、そのままてくてくと言われる方向へと歩き、途中にある両替店で両替を済ませる。硬貨は両替できないと言われ、どうしたものかと思っていたら、窓口にいたハボロネ出身だという男性が紙幣へとかえてくれた。
暗い国境の中で明かりを灯している建物を目安に、ボツワナ側のイミグレーション・オフィスの方向へと歩いていく。
さきほどバスの車両番号なども合わせて記入をしておいた書類とパスポートを差し出せば、スムーズに入国となる。オフィスを出れば、バスがそこで待ちかまえているので、それに乗車をすれば良いだけだ。
派手な飾り付けをしたモーテルや、明るいショッピングモールを過ぎていくと、20時20分ころに、ボツワナの首都ハボロネの中心地、ザ・モールの前にバスは停まる。
首都の中心地とはいえ、辺りは暗い。中心地から少し離れたところにあったショッピングモールのほうが輝いていた。
暗い中心地に立ち、さてどこに宿をとろうかと思う。バス会社の女性は「強盗にあうから、タクシーを捕まえていってくださいね」と忠告をくれる。
タクシー運転手の男性たちと話をしていたら、次の目的地であったフランシスタウンを経由して、ジンバブエへ行く夜行バスがまだあることが分かった。
このままフランシスタウンへと向かうため、ジンバブエ出身だというタクシー運転手の男性にお願いをして、バスターミナルへと走ってもらう。
彼には5人子どもがいて、そのうちの2人はもう結婚しているという。かつてジンバブエの経済は破綻し、通貨は使えなくなったけれど、今は米ドルや南アフリカランド、ボツワナプラが流通していて状況は良くなりつつあります。奥さんと3人の子どもをジンバブエに置いてきているんです、だからジンバブエが恋しくて、休みがあるごとに帰るんです、と言う。それから、キリスト教の国なのでジンバブエは良くなります、とつけ加えた。
こうしてぽつりぽつりと橙色の灯りをつけただけの薄暗い夜のバスターミナルへと到着する。既に屋台は閉まり、閑散としている中に、ジンバブエ行きのバスだけが3台停まっている。そのうちの2台は大型バスで快適そうなつくりであったものの、2台とも満席だという。
そこでまだ座席のあったミニバスへと乗り込む。木と鉄でできた固い椅子の座席はまっすぐに90度の角度を保っている。バスの中では聞き知らぬ言葉が飛び交っている。
21時半に出発するといっていたバスは、バッテリーが故障しているようで、何度もブルンブルンとがんばっている。快適そうな2台のバスは、ターミナルを出て行った。
真っ暗な中、みな静かに待つ。ようやくバスターミナルを出発したころには、もうすぐ夜中の1時になろうとしていた。特に歓声があがるのでもなく、みなまた静かに揺られていく。
人気もなく町には信号機が明かりをつけているだけだ。家々の並ぶ道を通り過ぎれば、もう首都ハボロネの街は途切れる。
2012/04/16 23:13 |
カテゴリー:Botswana
南アフリカのプレトリアから、ボツワナのハバロネへ抜けるルートです。
INTERCAPE社の国際バスが出ているので、乗車。
6時間程で国境へ到着。
南アフリカ側で出国手続き。パスポートを提出。無料。
徒歩で200m先のボツワナ側へ。
入国カード・パスポート提出。無料。
バスが待っていてくれるので、乗車。
30分程で、ハバロネに到着。
◎両替
国境に両替所があります。
1R=P0.8650
2012/04/16 21:00 |
カテゴリー:Botswana, South Africa, ささやかな、旅のじょうほう