Top > ブログ

U.S.A.

賭けごと – Las Vegas, U.S.A.

朝の7時頃のフライトってことで、こりゃ一度寝たら起きられないと思って、徹夜してみる。そんなわけで、空港でたっぷり時間ができて、あちらこちらに設置されているスロットに挑戦する。

簡単なはずのスロットなのに、どうやって遊ぶのかがさっぱり分からず、マシンの前でしばらく立ちつくした後、おばちゃんを呼んで手取り足取り教えてもらう。それでも、よく分からないまま、とにかくレバーを引いたり、ボタンを押したりしてたら、ほんっの少しだけお金が増えました。

もう搭乗口。日があがってきた。

アジア人のラスベガス – Las Vegas, U.S.A.

ラスベガスをお散歩する時間ができて、ぷらりぷらりと歩く。一つ一つのホテルがおっきいものだから、すぐそこに見えているホテルに行くにもずいぶんてくてくとする。

ここラスベガスには、ほんとうに中国と韓国からの観光客が増えていた。街のあちらこちらにアジア人の姿がある。それでみんなデジカメやスマホをかざして写真をぱちり。中国の人口を考えたら、これから旅に出る裕福な人たちが増えたら、世界にアジア人がいっぱいになりそう。

食べもの – Las Vegas, U.S.A.

ここにはアメリカ料理からイタリア料理、アジア料理などの店が揃っているけれど、アメリカン代表ハンバーガーはやっぱり充実。

オーダーすると肉の焼き方を聞かれて、席で待つ。
ぱかりとひらかれたパンの片方にお肉とチーズがとろんとのっていて、
隣にレタスにたまねぎやトマト、それに一本大きなピクルスが添えられてる。

これをがぶっといくわけで、最初はるんるんと食べすすめるも途中でもう無理そうだ、となってくる。

食べものと、がちんこ勝負。
空気にカロリーが入ってる気さえ、する。

でも、最初の一口のおいしさを求めて、またアメリカ料理を食べてしまうのだった。

今のラスベガスの夜景 – Las Vegas, U.S.A.

マンダレイベイ・ホテルの最上階にあるレストラン、Mixにちょっとお邪魔する。ここからはきらんきらんのラスベガスの街が一望できる。

このきらんきらんで大型ホテルの並ぶ街は、消費者も多様化していてかつエコ志向の今、時代おくれになるんじゃないかと思えなくもないけれど、総工費90億ドル、民間企業のプロジェクトとしては米国史上最大とされるシティー・センターも2009年にできあった。

聞けば、シティー・センターの中心にそびえるメガリゾート、アリア・リゾート&カジノは、LEED(建物の環境効率の評定)でゴールド認定されているらしい。見た目もとっても落ち着いていて、ラスベガスのメイン通りの他にはない雰囲気です。

ラスベガスもこれから変わっていくのかもしれない。

ラスベガスという街。 – Las Vegas, U.S.A.

ラスベガスには、ニューヨークもパリもエジプトもある。自由の女神の後ろに走るジェットコースターからはきゃーきゃーと声があがり、ピラミッドの上からは夜になると光線が放たれ、そびえたつエッフェル塔は遠くからでもよく見える。

そのうえ、どでかいホテルの1階にはたいていどでかいカジノフロアがある。

こう書くと、ラスベガスは、なにやら近寄りがたい街のような気さえする。

でも、一般人のカジノフロアはいたってオープンであちらこちらにあり、そこを通らないとどこにも行けないといった具合で、カジュアルな服でゲームを楽しむ人も、ただ目的地にたどり着くためにカジノを通り抜ける人も、大勢いる。

それにホームレスの人や重い病を患った人、犬の餌さえ買えない人などが通路に立って寄付を乞うている。スパイダーマンやキティちゃんにマリオやセサミストリートのキャラクターは街にあふれ、颯爽と歩いていたりする。

彼らは積極的に道行く人たちに話しかけられる。キャラクターと長い立ち話を始める人だっている。

どーんとしたアトラクションや建物が、ほら、見てみてだけじゃなくて、こんなふうにふつうの人たちが行き交う活きた街をつくりだしているのがラスベガスの魅力なのかもしれない。

トルクメニスタンのアシュガバットは、ほら、見てみて、で終わってる。それはそれでとっても面白いのだけど。