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Taiwan

台湾の旅- 高雄から羽田へ。

楽しかったね。また行こう。

台湾の旅- 高雄

さて、高雄で行きたかったところはほぼ行ったので、
今日はどこへ行こう。

ホテルでいつものようにビュッフェを食べたあと、
高雄で有名な観光地という左営蓮池潭の「龍虎塔」へ。
パワースポットというから、行きたい。

まずは、
朝美麗島駅のステンドグラスのショーを見て、
銀行で換金した。銀行の窓口は日本のそれとほとんど同じ。

最寄りの左営駅からバスに乗って向かうことにする。
左営駅までMRTで、そこからバス停で待っていると、
なにやら不思議な雰囲気をまとう女性が話しかけてきた。

そして、その後また別の不思議な雰囲気をまとう男の子も話しかけてきた。
メガネがやや曇り、別の方向を向きながら、早口に、
無料のタクシーがくるんだという説明をしてくれている。
内容は理解がうまくできなかったけれど、
せっかく教えてくれたので、言うことを聞いて、
バスもパスしてそのタクシーとやらを待つ。
でもなぜバスは有料でタクシーが無料になるのだろう。

15分ほど待っていると、本当にタクシーがやってきた。
無料だと言うので乗り込む。
さきほどの男の子も乗りたかったのかそうでないのか分からない。
タクシーはあっという間に店員になり、出発。
男の子が少し寂しそうなそぶりを見せた。

龍から入って、虎の口から出ると、罪が浄化されるという。
雨も降っていたけれど、きちんとパワーチャージ。
龍もいて、そのくねくねの中に入ると、仏教説話の壁画が描かれていた。

高い塔を上がったり降りたりしていたらすっかりお腹が減って、近くをさまよい、
近くの露店で揚げ団子を買い、セブンイレブンで、娘のいちご牛乳、
近くの露店で大人用のドリンク、はちみつレモンジュースと、冬瓜ミルクジュースを買って、
パン屋でネギパンとあんぱんを買って、テラス席に座る。

今まで台湾のローカル食に少し疲れていたのか
娘のイチゴ牛乳とあんぱんへのかじりつきはげしく、
ペロリと食べてしまった。

そこから、バスで市内へ戻ることにする。
たまたま近くをバスが通り飛び乗ったもののそれが逆方向へのバスで、
乗り換えて、またバスに乗り、渋滞に巻き込まれずいぶん時間をかけて戻る。

それから、日本統治時代に運河として開拓された高雄運河で小さな観光船に乗る。
ネオン色が輝く中、
娘の興味は目下、手に握りしめ、持っていた数日前のハートの形の木の実。

夜は、道を聞きながらようやくたどり着いたスーパーでお土産を買い、
ガイドブックに載っていて行こうと思ったお店が閉まっていて、
成台湾という店で、サバヒー粥、魚とエビの水餃子、サバヒーの捲餅、肉燥飯を。

最後、力を振り絞り、美味しいというヌガークラッカーを買い求めに。

ホテルで、娘が静かにしているなと思ったら、
一人でトイレを済ませていて、
パパママと大きな声で呼ばれないことに
どことなくさみしい気持ちになる親でした。

台湾の旅- 小琉球

あけましておめでとうございます。

早起きをして、ホテルで、だんだん慣れてきた台湾ビュッフェをさくっと食べた後、
今日は少し遠出をして小琉球へ行くため、宿を出る。

バスのチケットが高雄駅近くで買えるということだが、
チケット売り場の場所もよくわからないまま、
個人の人のネットに乗っていたチケット売り場の写真を頼りに、
売り場へたどり着く。

行きたかった小琉球に向かう船の港へのバスのチケットということで、構えていたものの、
対応するのはいかにもローカルのカジュアルなおじさんとおばさん。
優しいのかぶっきらぼうなのか。

小琉球へのバス、というから、たいそうなバスかと思っていたら、
乗れと言われた車が煤けたバン。
無愛想な運転手が、ものすごいスピートでぶっ飛ばしていく。
命がないんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてこれじゃあ寝られないと思っている横で、
家族ほか二人はすやすや。
と思っている間に、自分もすやすや。
50分くらいかかるといわれる東港までの道のりを30分くらいで到着。

船のチケットも手に入れ、無事に乗船。
しぶきをあげて、小琉球へ揺られること30分ほど。

港を降りると、レンタバイクのお店がずらり。
もれなく客引きをされ、
小琉球はバイクがないと無理だと聞かされる。

小琉球についてもほとんど調べて来なかったせいもあり、
バイクに乗るつもりなんて、今の今まで皆無だったので、
どうしようかと迷いさまよう。

国際免許書が必要だという店がほとんどの中、
最初に客引きをしてきた女性は
日本の免許があれば良いという。

自転車に乗っている人もいないし、
島も大きそうだし、色々回るにはバイクしかなさそうだという結論に基づき、
バイクに乗ることに。三人身体をぴたっとあわせて。

島には2、3軒セブンイレブンもあり、途中道を聞きながら、
おすすめだという相思麺というレストランに向かう。
なにしろ、適当な地図しか手元にないのだから、よく迷う。

人気のない道を歩きながら、それでも迷い続け、
通りかかったバイクに乗ったお姉さんに道を聞くと、
ついてきてとばかりに、
店まで連れてきてくれた。

島のどこでもない住宅街にある相思麺という店は、
とてもカジュアルな店で、店の前にはたくさんのバイクが並んでいた。
ローカルなのか、大勢の台湾の特に若者で賑わっていた。
1月1日のお昼に。

そこから、
杉福生体漁港へ。

中は薄暗く、かつて使われていた砲台が残っている。
コンクリートの壁には、
白いペンキが塗られ、
その上に、大砲の説明や、「安全規定事項」や「距離、仰度」の数字が所狭しと
赤い文字で書かれている。

そこからまたバイクに乗り、
山猪溝へ。
ジャングルのような緑の匂いをかぎながら、
道を進むと奥には防空壕が。
日本統治時代に使われていたという。
戦争の跡がこんな遠くの島にもある。

その後、蛤板灣沙灘へ。
綺麗な海沿いのビーチの砂浜で
しばらく遊ぶ。

最初波を怖がり、
砂浜で貝殻を集めていた娘も
突如思い立ち海の中へ。
すっかり楽しくなったようで
最後には尻餅までついて、びしょ濡れに。
なんとも楽しそう。

そこから烏鬼洞へ。
入り口で洞穴があるのだが、
その暗闇を大層怖がり、入るのを断念。

最初に相思麺の店を探すのに時間を取られたので
船までの時間が少なくなってきた。
そこから、びゅんとバイクで一気に美人洞へ戻る。

美人洞は小琉球でも有名な場所らしいが、
その散歩道はいたって普通。
だが、このあたりにウミガメがいるらしいと
ローカルの人に聞いたのでそれを楽しみにした。

ものの、ウミガメがいるような気配がない。
そこで、もう一度そこにいた門番に、ウミガメはどこかを尋ねると
少し行ったところにある商店の脇にいるといった。

望海亭近くの商店にたどり着くも、そこは幹線道路沿い。
商店のおばさんに半信半疑でウミガメはどこかと聞くと、
あっち、あっちとぶっきらぼうに行った。
もしかして、ウミガメの像があるだけの程度のものなのか?

またまた疑いをもって、示された方向へ歩いて行くと海に出た。
そして、そこをよくよく見ると、

確かにウミガメが泳いでいた。
波が揺れる間にぷかりと浮かぶ。

大興奮。

船の時間も近づいてきたので、
またバイクで走っていると
ついに娘がおんぶでウトウト。
花瓶岩もちらりと見て、港へ。

無事に船に乗り込む。
東港に戻ると、
今度は、高雄の街まで戻るバス(バン)の客引きが集まってくる。
行きに客引きされた女性を見つけ、その人について行く。
今回のバンは綺麗で運転手のお兄さんも好感度高い。
満員になるまで待ち出発。

運転が丁寧なのと渋滞もあり、
戻ってくるのに1時間半以上もかかった。

夕飯は、客家料理を食べに、大饗家常料理というレストランへ。
たどり着いたのは21時前。すっかり遅くなってしまった。

以前中国で食べた記憶のある花彫梅干肉、
客家料理という客家小炒と肉絲粄條(バンティアオ)をオーダー。
オーナーなのか店を切り盛りする女性の優しさにホッと一息。

台湾の旅- 高雄

朝食はKiwiホテルで。
様々な具材を入れたおかゆはお気に入り。
キウイのクッションなどがあり、娘はこのホテルが一番好きになった模様。

その後、ローカルバスに乗って、三華ホテル(SanHua)へ。
荷物を置いてから、今日は、MRTの橋頭糖廠駅へ。
お目当ては、日本統治時代に建てられたという製糖工場の跡地と、
かつて工場までサトウキビを運んでいた鉄道に乗ること。

駅近くの大成肉包で肉まんを3つ買い、
二胡を弾くおじさんの音楽に合わせて踊ったり、食べたり。

それから製糖工場へ。近くには、職員が住んでいたという日本式の建物も。

その後、買った鉄道チケットの出発時間が迫り、ダッシュで駅へ。
ぎりぎり乗り込む。ローカルの親子連れも多数。
がたんごとん。
到着した公園で、見つけたハートのかたちをした二つの木の実がとじられたモノを
大切の持ち、ポーズを決める娘。
再び鉄道に乗り込み元の駅へと戻る。

この日娘にとって一番面白かった(泣いてやりたがっていた)のは、
工場でも鉄道でもなく、
レンタサイクルだった。
というわけで、最後に念願のレンタサイクル。
本人ご満悦。
防空壕もあり、入ってみる。

今日は、大晦日。
どこでおそばを食べようか迷った挙句、
ホテル横の牛肉麺屋で麺と、
向かいの正忠排骨飯を買い込み、
ホテルでネットで紅白歌合戦を見ながら食べる。

ネットで見る歌合戦は、途切れ途切れ。

来年が楽しみ。

台湾の旅- 高雄

朝食は、昭来ホテルの食堂で。
ローカル色が強く、ホテルオーナーのおばちゃんおじちゃんがその辺りをフラフラ。

「トレンドの発信地」と呼ばれる新堀江に立ち寄る。ほどよく気持ちの良い気候で、半袖に。

一晩泊まったあと、次のKiwi Hotelへ。
いつの間にか車輪の取れていたスーツケースを持って歩くのは一苦労。

MRTに乗ったあと、ホテルの最寄りの駅からタクシーへ乗り込む。
タクシーのおばちゃんが陽気で、
わりとメジャーな場所にあったホテルだが、場所が分からないようで、
携帯でどデカイ声で誰かにホテルへの道を聞きながら、
ビュンビュンと進む。

ホテルでチェックインを済ませたあと、ローカルバスに乗って、
鉄道や倉庫の跡地を利用した、アートスポット、駁二芸術特区あたりへ。

バスの中で、どこで降りるのかモゴモゴとやっていたら
日本語が流暢なおばあさんが、話しかけてくれた。
気品のある白髪のおばあさん。
抱っこ紐をつけるのも軽やかな日本語を操り、手伝ってくれる。

まずは、鹽埕埔駅近くの米糕城で、
米糕と、四神湯。
その後、鴨肉珍で、鴨肉飯を。
どちらもローカルの人たちでごった返し。
鴨肉飯では、行列ができていて、
店の人が熱々の料理を手際よく進めて行く。
小さな赤ちゃんをベビーカーに乗せながら、そのそばで皿洗いしている店員もいる。

駁二芸術特区は、数多くの凧が空に浮かんでいる。
ところどころに作品が並び、遊びながら、
一息ついたところで、高雄の港に腰を下ろす。

タピオカミルクティーを飲む。
倉庫街は大勇倉庫、蓬莱倉庫、大義倉庫の3つのエリアに分かれていて、
そのどこも賑わっている。
若者がビールを飲んだり、
木育森林という店も人気。

ずいぶん暗くなってきたところで、
六合国際観光夜市へ。

牡蠣の入ったオムレツ、
エビのチャーハン、ビーフンをいただく。