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Uganda

ウガンダ-ケニア国境情報

ウガンダのジンジャから、ケニアのナイロビに抜けるルートです。

1.KAMPALA COACH又はAKAMBA社が直通のバスを運行しているので、チケットを購入。
  KAMOALA COACH UGX 55,000-

2.2時間程で国境に到着。
  ウガンダ側では、両手の指紋で認証をとる。パスポート提出。無料。

3.徒歩で200m程先のケニア側国境に到着。入国カードとビザ申請書を記載し、
  パスポートと共に提出。ビザ代の支払い。US$50.00

4.バスが待っててくれるので乗車。

◎両替
 双方とも、両替屋がうろうろしてます。
 UGX 1000 = KES 31.00

ぱくぱくウガンダ – Jinja / Border with Kenya, Uganda

宿のまわりには数軒チャパティを売る店が並んでいる。朝食は、「ブジャガリ・チャパティ・カンパニー」なる屋台で、卵にトマト、たまねぎ、キャベツを包んだチャパティをいただく。ウガンダ全土で食べられているというが、この辺りではそれを特別に15ドル、45分で作り方、教えます、という。

チャパティの店は、今日も朝の5時から夜の11時まで、その場所で間違いない美味しさを提供し続けている。

電線が連なりながらも緑豊かな湖に静かに進むボートを眺めながら、ブジャガリを発ち、ジンジャの町に近い宿へと戻る。

お昼を過ぎて、宿からジンジャの町の中心まで30分ほどかけて歩いていく。宿の周りはのんびりとした雰囲気で、牛が数頭歩いていく。

木でできた屋台で番をしていた男の子から揚げパン、プラスチックの容器を肩に抱えて歩いてる男性からKabalagalaというバナナのパンケーキを買ってほおばり、歩く。

道ばたでは炭火で山羊や牛の串を焼いている。山羊肉ができあがるまで、隣の屋台で売られているチャパティを作ってもらうことにする。

小麦粉を木の棒で延ばし、それをわきにある黒くて丸い鉄板に油を少しふってからのせて、油をときどきふりながら、ひっくり返す。時折手や道具を使ってそれを熱い鉄板におさえつける。2枚同時にくるくると見事な手さばきで作っていく。

もっちりとしたあつあつのチャパティと、香ばしくてジューシーな山羊の肉がよく合う。ほおばりながら歩いていると、地元の男性たちから、声がかかる。

BIASARAというこの町で比較的大きなスーパーマーケットには、思いのほかウガンダ産のものよりもインドやパキスタン、米国、イギリス、シンガポール、それにケニアなどからの輸入物があふれている。インドふうの客も少なくない。このジンジャで作られた食パンや、ウガンダの苺クッキーなどを買い求める。

町のアーケードにはミシンがずらりと並び、男性も女性もそこで服をつくっている。

帰りがけに道で売られていた食べものを夕食用に買い求める。キャッサバの芋やバナナやソーセージの炭火焼。売り手は女性であることもあれば、男性であることもあり、はたまた子どもであることもある。

コンテナを商店に仕立てた店で、アボガドやクッキーを買い足す。

宿のレストランでClubビールを注文する。ナイルよりもアルコールがきつくなく、良い。アボガドは大きくて甘く、キャッサバは味がほとんど無いものの、塩をぱらりとかけると、旨くなる。ソーセージはいかにも人工的な味がして、バナナはやや青い。

今夜はこれから22時発ケニア、ナイロビ行きKampala Coach社のバスに乗る。

この町には、バイクタクシーが大勢いる。3人ほどをバイク1台にのせてひょうひょうと運転するのだから、感心する。大きな鞄を抱えているので、大丈夫か心配だったものの「プロなんだから任せなさい」ということで、バイクに乗ってバスターミナルまで向かうことにする。

バイクの後部座席に乗り、運転手をぎゅっとつかむ。背中には大きな鞄をしょって、お腹の前にも鞄を抱えたままだ。

この辺りの道には、よくぽこっと突起部がある。スピードを落とすためなのかもしれないが、これが身体に応える。今夜ばかりはこの突起部が命にかかわるものだから、ひやひやとする。

それでも、バイクの運転手は聞いていたとおりプロだった。最近奥さんと離婚して寂しい、今となってはナイルビールが新しい奥さんなのだと、バイクを飛ばす。ラフティングのガイドもするといい、来年は請われてカナダに1年半ほど働きに行くのだと言った。

無事に10分ほどでターミナルへと到着する。オフィス前では、網の上に串焼きをのせて、バス会社のスタッフがなにやらのんびりとパタパタやっている。

なにかと思っていたら、ふいにチキンを串にさした炭火焼きと水のボトルをひょいと渡してくる。サービスです、と言う。

首都カンパラからやってくるというバスは、予定時刻の22時を30分ほど遅れてジンジャへと到着した。その間、バス会社のスタッフは、串をパタパタとしているだけで、特になにかを説明するわけでもない。

やがてカンパラから到着したバスの乗客に、またチキンの炭火焼きと水のボトルを一人ずつに手渡ししていく。なかなかに手の込んだサービスであり、時間のかかるサービスでもあり、バスに匂いのこもるサービスでもある。

ほとんど満席のバスは、発車をした。約2時間ほどでケニアとの国境に到着する。夜中の1時の国境でも、そこは人で溢れ、笑い声さえする和やかな雰囲気の場所だ。それでも指紋は、とられる。

周りにいる両替商もなにやらフレンドリーな趣である。この近くに住んで両替商をしているという男性も、わたしたちがこれから北に向かっていくのだと言うと、「エジプトはそんなに遠い国じゃないから、多分時差は15分くらいだと思う。」と流暢な英語で、力説した。

グレード5のラフティング – Jinja, Uganda

かつてアフリカを旅した友だちに、ジンジャのラフティングの激しさについてと、そこになにやら激うまのイタリアンがあるということは前から聞いていた。

今日は、ラフティングを楽しみに行く。Nile River Explorers社の提供する「グレード5ラフティング」という冠のついたラフティング。

朝食にはオムレツをチャパティに巻いたロレックス、すいか、大きなパイナップル、こちらによくある小ぶりで皮の薄いバナナが、プラスチック容器に入れられて配られる。

トラックの荷台に乗り込み、それらをかじりながら、ホワイトナイルの源流へと進む。いずれナイル川となる川だ。

茶色い煉瓦造りに藁ぶき屋根やトタン屋根といった家々の前を通る、舗装されていない道をトラックは走っていく。

その茶色い風景の中に、時折airtelと書かれて赤く塗られた家や、MTN Authorised Dealerと書かれた黄色い家が見える。もうおおよその人々が持つ携帯電話の会社たちだ。

40分ほど走ったところで、ラフティングの出発地点に到着する。同乗者5人、ヘルメットをかぶり、ライフジャケットを背負い、パドルの方法や転覆の練習、付き添いのレスキューカヤックのつかまり方を練習した後、こぎ出す。

大きなとかげが川岸に佇み、鷲が木の上にとまっている。辺りにはとうもろこし畑が広がり、ボートの上には、鳥の声がする。古びたボートに乗って、少年二人が波を逆流していく。

いくつか激しくなるところをさわぎながら越えて、流れがゆるやかになるとほっと一息、時折川に入って泳ぎ、時折同乗者たちと話をしながら、進む。

ラフティングを引率してくれたのはジンバブエの男性だった。今までアフリカ各国でラフティングやカヤックのガイドをしてきたという。国をまたいで生きていけば、一国の政治に左右されないから良い。世界中にガイドの友だちがいる。みなつながってるから、そうやって仕事も得られるんだ。ネパールにだって知り合いのガイドがいるんだよ、と言った。

ボートに乗ったスタッフが大きなパイナップルをざくりと切り分け、ビスケットとともに手渡される。

最後のイタンダ・フォールズでは、例にならって転覆した。目の前が真っ白になる。身体が浮かんだら、また大波がやってくる。それぞれごぼごぼとやっている間に、ガイドの男性は、みなが無事でいるかを確認する。

こうして、4時間のラフティングが終わる。船着き場には、バナナやバイク、それに男性たちをのせた、使い古された水色の木製のボートが乗りつける。男性たちはさとうきびをかじり、洋服を頭にすぽっとかけておどけて見せる。

ラフティングを終えて、豆、じゃがいも、いんげん、パスタに肉、パンにサラダ、トマトにペーストを盛っていただく。それに冷えたNile Specialビールが出される。
アルコールがすこし、きつい。

一息ついたところで、再びNile River Explorers社のトラックの荷台に乗り、今日の宿へと向かう。辺りの家には水道も電気もなく、人々は外に出てのんびりとし、子どもたちははしゃぎまわり、わたしたちのトラックを見ると、走ってきて手をふる。

水くみ場には黄色いタンクをもった大人や子どもが集まり、水を汲んでいく。そして、そのタンクを頭の上にのせてゆっくりと歩いていく。

そんな風景に突然ダムが現れたら、ジンジャの町へと入っていく。かつてブジャガリ滝という滝があったところが、今は新しくできたダムによって湖になってしまった、そのほとりにある宿へと走る。

宿の近くには、今でもひょろりと高い木の横に「ブジャガリ滝へようこそ」と書かれたブランコが設けられ、地元の男性が一人、二人とこいでいく。かつて、ここから滝が見えたという。今は、もうその風景は水の中に沈み、湖が広がっている。

こうしてできた大量の電力はケニアに輸出もしているという。地元の人たちは、この風景の移り変わるさまを、仕方のないことと諦めた人も多いと聞く。

日も沈み、湖は徐々に暗くなっていく。宿の周りでは、人々が水くみ場に集まり、女性が風呂敷を広げて野菜を売り、子どもはタイヤを回して遊び、Nile River Explorers社の支援で建設された孤児のためのプレスクールの看板がたてられている。

夕食は、宿のレストランで、激うまと聞いていた牛肉のラザニアを注文する。きゅうりやトマトサラダが添えられている。Nile Specialビールをごくごくといただく。

あわせて激うまと聞いていたカルボナーラは、注文する人が減って昨年メニューから取り下げたのだという。しっかりとした味の美味しいイタリアンだ。それがここでは珍しく、そしてとても貴重だ。

宿のゲートの中と外では、別の世界が広がっている。鳥や得体の知れぬ動物たちの声が辺りに響いていた。

混沌首都、カンパラ – Border with Rwanda / Kampala / Jinja, Uganda

イミグレーションのわきに両替店が3軒並んでいて、その内の1軒で両替を済ませ、5分ほど離れたウガンダ側のイミグレーション・オフィスへと歩いていく。山に囲まれ、茶色い小川が流れている。

備えつけてある入国カードを埋め、提出をする。窓口にはカメラと指紋認証機が置かれ、機械の上に指をのせるよう、指示がある。

そして、何日間の滞在予定か、という質問に答え、ビザ代を支払えば、良い。待ち受けているバスに急かされながら、再びバスに乗り込み、首都カンパラまで向かう。

この道も舗装されていない泥道の悪路で時折おしりが宙に浮く。窓の外には緑があふれ、ゆるやかな丘が続く。

途中、ロレックスという名の、チャパティを卵で巻いて小さなトマトをのせたものを買い求める。国が変わると、突然に見たことのない食事が現れたりする。

隣の若い女性の乗客は、着飾った様子で、早口の英語を話す。

8時過ぎに国境を越えてから7時間半ほど、15時半くらいにウガンダの首都、カンパラのバスターミナルに到着する。

今日はここから1時間半ほどいったジンジャという町まで行くことにする。ジンジャ行きのミニバス乗り場は、少し離れているので、タクシーに乗って向かう。タクシーの運転手は、流暢な英語を話す。

カンパラは混沌とした街だった。古びたビルにはカラフルな新しい服が売られ、市場には靴が無造作に山積みになって床の上で売られている。手をつなぎ合う、ほっそりとした男性二人も歩いていく。

「ニュー・バス・パーク」から「オールド・タクシー・パーク」まで歩く。「オールド・タクシー・パーク」には、地面の上に野菜、果物、干し魚などが所狭しと売られ、そのすぐ脇を埃をあげるミニバスが立ち往生している。

ミニバスに乗り込めば、窓の外からSIMカードや書籍、アクセサリー、菓子、飴、ペットボトル飲料などを売る人が絶たない。揚げ菓子のつまった袋を買い求める。

バスは賑やかな街を通り、そのうちに銀行やショッピングモールといった新しいビルの立ち並ぶエリアを走る。歩く人も減り、落ち着いた雰囲気だ。

やがて赤茶けた土が砂埃をたてるエリアへ入っていく。線路には、多くの人々が歩いていく。池では車をじゃぶりと入れてそれを洗う人々がいる。

道沿いには、服屋や穀物屋、金属屋やインターネットカフェが並び、それが田んぼや畑、丘に変わっていく。太陽の沈む景色を眺めながら、出発して2時間、ミニバスはすっかり日の暮れたジンジャの街に到着する。

バスを降りると、ほんの少しのライトが灯った広場で、ソーセージや魚、肉などが炭で焼かれている。小さな街の中心をぬけて、目的地にしていた宿へと歩いていく。徐々に暗くなり、歩く人が減っていく。途中に道を尋ねにMBHAVIゲスト・ハウスに立ち寄ると、そこに泊まっていた男性客が、「その宿まで僕の車で送っていきますよ。」と言う。

機械工として働く彼は、普段はカンパラに住んでいるが、今はジンジャに数日間仕事をしに来ているのだという。

ジンジャは安全な町だけど、暗い道を外国人が歩いていると、良いように利用されてしまう。だから送ることにしたんだよ。

仕事を終え、宿でのんびりしていたところにわたしたちが現れ、そのわたしたちを車で宿まで送ってくれたのである。ありがたいこと、このうえない。

夜は、宿のダイニングで、フライドポテトにトマトとチーズのパニーニをオーダーし、飲み物は、NILE Specialビールを飲む。アルコールの味がつんとするビールだ。

ルワンダ-ウガンダ国境情報

ルワンダのキガリから、バスでウガンダのカンパラへ抜ける国境情報です。

1.キガリのNyabugogoバスターミナルから、Jaguar Executive Coach社の直行バスがある。
キガリ 5:30発―カンパラ 15:00着 RWF8,000
(※事前に予約する場合、料金は当日30分前の支払いでOKです。)

2.約3時間で、ルワンダ側国境Gatunaに到着、バス内で配られた出国カードとパスポートを提出。無料。
徒歩で200m程先の、ウガンダ側国境へ。置いてある入国カードとパスポートを提出。
ビザ代US$50.00を支払う。写真不要。

3.バスが待っていてくれるので、乗車。
カンパラでは、Jaguar Executive Coach社のターミナルに着くので、中心までタクシー UGX5,000

◎両替
 国境で両替所があります。RWF1.00=UGX4.00