Top > ブログ

2014年07月

食パン

神戸のイスズベーカリーの
ハード山食。
内閣総理大臣賞を受賞している食パン。

久しぶりにのんびりと眠った朝、
スクランブルエッグやトマト、
グレープフルーツ、それに紅茶とともに
いただきました。

予定たくさん、お腹もたくさん – Osaka / Kobe / Kyoto

今回は、大阪、神戸、京都の1泊2日出張。

最初はシンプルな行程だったのが、これもあれも行きたいとなった結果、予定いっぱい。

朝一の新幹線で大阪に行き、そのままバタバタと神戸に行き、夜は神戸牛を食べる。


















朝は神戸にしむら珈琲店に行き、風見鶏の館や萌黄の館、生田宮を少し見て回る。












お昼は、明石焼に、三宮一貫樓のボリュームいっぱいの肉まんでたらふく。

新幹線で、京都に移動して、Kyoto Design Labのキックオフミーティングに出席して、錦でかき氷とにしんうどんを食べて、東京へ。

宿巡り – Shuzenji, Shizuoka

朝からたっぷり温泉を楽しんだ後は、修善寺の他の宿も見てみる。そのなかでも、対山荘の女将さんには、忙しい中、お部屋やらお風呂やら、食事処やらを丁寧に見せていただく。

10年前にリニューアルをしたときの苦労話や、いろいろな要望に応える努力をなさっているようすを、時間をかけて、明るくお話ししてくださる。

お部屋の照明が暗くてお化粧がしづらい、お風呂へ向かう廊下の段差に気づきにくい、木造だから他のお部屋の音が気になる、お風呂が狭い、バリアフリーじゃない。それぞれに対して、対応をしている様子をみて、お聞きしないとわからないことがたくさんあると思った。

みかん農園と民宿を営んでいたお父様が沼津から移ってこられてはじめた宿は、若女将へと、受け継がれていく。











修善寺の頼家祭りを眺め、あさばも表玄関を拝見して、朴念仁で自家製粉したという十割蕎麦のせいろ蕎麦をいただく。

三連休も最後、ようやくじりじりと夏らしく暑くなってくる。足湯もして、バスに乗り込んで、東京へと帰っていく。

冷たい海と甘いコーヒーと、温泉とケーキと竹 -Shimoda / Shuzenji, Shizuoka

昨日泳げなかった分、今朝は、鍋田浜と入田浜に向かう。鍋田浜も、行きつけのサンジャックの朝食を楽しみにしていたけれど、料理人の方が体調を崩し、今年はお休みをしているのだという。

鍋田浜に恐る恐る足をつけてみると、思わず、海に入るのを諦めたくなるほど、冷たい。でも、なんとか身体をつけて、泳いでみたら、なんだか頭が活性化されて、浄化された気がする。

入田浜でも、波にもまれているうちに、清々しい気持ちになる。
冷たすぎる海も、爽快で、そのうちにとりこになる。

お昼は、昨日のコンシェルジュお兄さんにおすすめをしてもらった邪宗門のウィーンコーヒーと、バニラアイスをのせていただくハニーバタートースト。店内には、骨董品が集められていて、そこでいただくコーヒーもトーストもどちらもたっぷりと甘い。

そこから、今日は、珍しく、修善寺へ移動。天城を越えて、バスに揺られて、到着したものの、勢いで降りてしまったのが、目的地のずいぶん手前で、ヒッチハイクで修善寺駅まで。

駅近くのプティレザンでケーキを買い求めて、あとは、湯の宿花小道でのんびり。

ケーキを食べて、露天風呂に入ったあと、夜中に下駄で、竹林の小径へ出向き、すくっと立つ竹の真ん中で、大の字になって寝そべる。

竹の力をたっぷり吸い込んだ。

いつもの、いつもと違う下田 – Shimoda, Shizuoka

毎年、一度は訪れている下田。だいたい訪ねるのは、この3連休です。

海の日あたりはいつもとても暑いので、すぐにアイスクリームを食べたくなるのだけれど、今年はひんやりとしている。過ごしやすいけれど、海に入っても冷たいんじゃないかと少し心配。

今回とれた宿からほど近い多々戸浜に着き、ファンキーな売店で売られていたバドワイザーのビールとティファナ&LAのホットドッグを買い求めて、そそくさと浜辺にシートを敷いて、もぐもぐとし始めると、向こうの方から雷雲が近づいてきているのが見える。

サーファーさんも、海から出てきて、引き上げるうちに、本格的な雨がやってきた。大和館に一度身を寄せた後、今日は海を諦めて、下田駅のまわりの街を歩いてみることにする。

大雨の中、バスで駅に向かおうと思っていたら、宿のおじいさんが、車を出してくれた。ベンツ。

かつて建設業に従事をしていたが、そのやり方を続けていたら、人としておかしくなってしまう、と会社を閉めて、当初自身の手で建てた保養所を改造して、民宿を始めたのだという。

下田には幾度も来ているけれど、地図を片手に、はじめて宝福殿や吉田松陰拘禁の跡などをみてまわる。

そして、たるやのまちコンシェルジュに出会う。
お吉の話にまつわる寺同士に今も残る距離から話ははじまった。

下田の街をなんとかしようと沖縄から移り住んできたものの、地元の方々は、なかなか保守的なのだという。

聞いた話によると、バブルの頃は、セリのように宿泊客を選び、余った宿泊客は、廊下に寝かせていたのだそう。

お店をたたむ人も少なくない。

町おこしの一環として、しゃれたデザインの下田30カラーズプロジェクトというプロジェクトを立ち上げているものの、その動きと、リアルな動きをまだつなげられていないのだといった。

夜は、いつもの美松寿司。国際カジキ釣り大会の常連さんで賑わっていたものの、尻高、とこぶしに始まり、金目鯛、やりいか、むつ、しめさば、ひらめ、それにわさびの茎、あじにあわびに尾長鯛とおいしくいただく。

その後も、いつもの、太鼓判のいかのごろ煮。

でも、今年は、ここのオーナーさんの様子が違った。昨年来たときも、ひっそりとした雰囲気を感じたけれど、まだオーナーさんは元気だった。

今年は、私たち以外に客はなく、ひっそりとしているうえ、オーナーさんは、私たちが投げかける質問にぽつりと返すのみで、あとは、テレビを見続けた。

いかのごろ煮のおいしさは、変わらない。
でも、きっと、なにかがあったのだろう。

下田も少しずつ、変わっていっている。