Argentina
チリのプンタ・アレーナスからアルゼンチンのウシュアイアへのルートです。
1.プンタ・アレーナスからウシュアイアに行く国際バスは、2社あります。
①TECNI AUSTRAL社 C$25,000- AM9:15発
②PACHECO社 C$30,000- AM9:00発
※出発する曜日が違うようです。現地にて確認してください。
バスは、各会社のオフィスの前から出発します。
2.プエルト・ナターレス行きのバスに乗車。
3.アルゼンチン側の国境で、パスポート及び入国の際に受け取ったツーリストカードを提出。
(バスは手続が終わるまで待っていてくれます。)
4.チリ側国境で、パスポート及びバスの中で受け取ったツーリストカードを提出。
5.4と同じ建物内で荷物検査
(バスの中に預けてある荷物も、一度バスから降ろしてX線に通します。
※チリへは、牛乳・果物等は持ち込めないので、事前に食べてしまってください。
バスの中に置いておいても、バスの中も調べられてしまいます。)
6.プエルト・ナターレスへ到着
◎両替
国境付近には、両替する場所はありません。
プエルト・ナターレスに到着後、両替する必要があります。
2012/03/24 22:11 |
カテゴリー:Argentina, Chile, ささやかな、旅のじょうほう
アルゼンチンのエル・カラファテから、チリのプエルト・ナターレスへのルートです。
1.エル・カラファテのバスターミナルで、プエルト・ナターレス行き国際バスのチケットを買う。
(4社ほどあるようです。A$100.00)
2.プエルト・ナターレス行きのバスに乗車。
3.アルゼンチン側の国境で、パスポート及び入国の際に受け取ったツーリストカードを提出。
(バスは手続が終わるまで待っていてくれます。)
4.チリ側国境で、パスポート及びバスの中で受け取ったツーリストカードを提出。
5.4と同じ建物内で荷物検査
(バスの中に預けてある荷物も、一度バスから降ろしてX線に通します。
※チリへは、牛乳・果物等は持ち込めないので、事前に食べてしまってください。
バスの中に置いておいても、バスの中も調べられてしまいます。)
6.プエルト・ナターレスへ到着
※全部で6時間程度です。
◎両替
国境付近には、両替する場所はありません。
プエルト・ナターレスに到着後、両替する必要があります。
2012/03/19 22:58 |
カテゴリー:Argentina, Chile, ささやかな、旅のじょうほう
今日は朝の8時半にアルゼンチン側のエル・カラファテからチリ側のプエルト・ナタレス行きCootra社のバスが出るので、それまでにミルクコーヒーを飲みながら、支度を整える。
パタゴニアはアルゼンチンとチリをまたいでいて、ここで再びチリ側に戻ることになる。
今回エル・カラファテで泊まった宿、Hostel Huemulは創業8年目という。20年前は日本人旅行者が多かったが、最近はヨーロッパの旅行者が多いという。観光業も栄え、以前より住民は10倍に膨れ上がっている。宿のオーナー、Eduardoさんは、夏には旅行客を、冬が訪れると現地で働く人々に寝床を提供しているといった。
チリ行きバスに乗り込むと、入国に必要な書類が配られる。バナナをほおばりながら、茶けた大地を眺める。
1時過ぎにはアルゼンチンのイミグレーション・オフィスに到着する。風が強く、停車したバスは揺れている。
オフィスには行方不明者の貼り紙が貼られている。
こうして再びチリへ入国となる。
2012/03/19 13:03 |
カテゴリー:Argentina
エル・カラファテの町の近くに、南極やグリーンランドに次ぐ氷河面積のあるロス・グラシアレス国立公園がある。世界遺産にも登録されていて、大きなものだけでも47の氷河がある。
バスで1時間ほどのペリト・モレノ氷河へ行くことにする。朝にバスターミナルのCAL TUR社のカウンターでチケットを購入し、バスに乗り込む。パンをかじりながら窓の外を眺めること1時間と少し、突然湖の上に60m近い高さの氷河が見えてくる。
表面は鋭くとがり、ところどころソーダのように青白く光り、亀裂が入っている箇所もある。氷河によって削られた岩石や土砂などが堆積したモレーンが、黒い筋になって斜めに模様を描いている。
はたから見ると、時折氷の塊が崩れ落ちるほかはずっしりとして動いていないように見えるものの、耳をすませば、氷河の中からとてつもなく大きな動く力を、音として感じ取る。
この氷河は、氷の氷結と融解のサイクルが短く、活発に動いているのだという。大きな氷河の内側から荒れた波のような音がするかと思えば、メキメキと大きな音がし、どこかでパーンと氷に亀裂が入った音がする。
風が強く吹けば、その音は、氷河の音をもかき消す。
時折氷塊が崩落すると、白いしぶきがあがり、やがて湖に波がたち、円を描いていく。太陽の光を浴びて明るく白く光を放つ氷河も、雲がかかれば、途端に冷たい灰色へと変わり、青白い光はよりその強さを増しているかのように見える。
昼食は、トゲのある低い木、カラファテの実のリキュールをクリームにたらしてコーヒーにのせたCafe Nativosとフランスパン、チョコレートビスケットを食べる。
氷河の前の湖には時折ボートが近づき、空には鳥が飛んでいく。大きな氷河の中に蓄積された時間と力を感じながら、冷たい風に吹かれる。
16時のバスでエル・カラファテの町へと戻れば、まだまだ日の入りまでは暖かい。町で一番大きいというスーパーマーケット、La Anonimaに入って食材を買う。
夕食はナポリタンのパスタにチーズ、ポテトサラダ、それにフランスパンを添えていただく。それにQuilmesビールをいただく。
やはりここの宿もあたたかい。パタゴニアはここでもまた快適な旅を提供している。
2012/03/18 23:56 |
カテゴリー:Argentina
朝起きて宿を出ると、町からフィッツ・ロイ山の尖峰が見える。今日は往復8時間と言われる、フィッツ・ロイ直下のロス・トレス湖までトレッキングに行く。
18時半に次の目的地、エル・カラファテ行きのバスがターミナルから出るので、それに間に合わせたい。
朝の8時30分頃、トマトとパンをかじりながら歩き始める。空も晴れ、朝のきりりとした空気が町を包んでいる。
サン・マルティン通りを歩き、登山口に入る。馬が草を食むのを眺めながら、丘陵地帯を川沿いに歩いていく。
森の中を歩き、展望台までたどり着くと、雪をかぶった険しいフィッツ・ロイの峰を見渡すことができる。強い気流がぶつかり、山頂から白い煙をはいているように見えたことから、先住民の人々はこの山を「エル・チャルテン(煙をはく山)」と呼んでいたのだそう。
穀物の入ったビスケットをかじりながら、さらに奥へと入っていく。フィッツ・ロイや、ぴたりと動きが止まっているように思える氷河を眺めながら、進む。
山々が池に映し出されている。黄色く色を染めた草が辺り一面に広がり、風に揺れている。川は冷たく、澄んでいる。
ここもまた、低い木が生えるエリアを抜ければ、緑あふれる森に入り、そうかと思えば、砂利の広がる日本庭園ふうエリアに、湿地に草の生えた尾瀬ふうエリアといった具合に、場所ごとに全く違った景色が広がっている。
キャンプ場を過ぎてしばらく歩くと、そこから一気に、時折水の流れる砂利道を上まで上がっていくことになる。そのきつい上がり道からは、目的地であるフィッツ・ロイが、見えない。
1時間で上がれるところを1時間半ほどかけて、一歩一歩上がっていく。大きな丘を登りつめていくと、やがてフィッツ・ロイの峰がひょっこりと見えてくる。
上がりきると、目の前に、淡い緑の色をしたロス・トレス湖、その向こうに氷河と切り立った山々がそびえ立つ。湖のほとりをくるりと回ると、はるか下に、スシア湖も見えてくる。
パンを食べたりクッキーを食べたりとのんびりしていたら、時刻はもう14時半になろうとしていた。バスの時刻まであと4時間しかない。行きは4時間半かかっている。帰りは下りが多いとはいえ、一度宿に戻って荷造りなどもしなければならない。
急いで帰る。
1時間半かけて上がった山の上からは、右手にマドレ湖、イーハ湖、カプリ湖が青く水を湛えているのが見える。
砂利道をぽんぽんと下がり、前のめりになって歩き進める。帰りは、カプリ湖のほとりを通ることにする。澄んだ水面がゆらりゆらりと風に揺れる湖の向こうに、フィッツ・ロイの山が小さくなっていく。
それからも速度を緩めることなく、てくてくと歩いていく。息を切らしながら、やがてエル・チャルテンの町が突然に視界に入れば、思わず声をあげる。
気がついてみれば、町に戻ってきたのはまだ17時だった。2時間半で帰ってこれたことになる。
そんなわけで、町に着いたら、途端にくったりとしてしまう。アスファルトが固く、脚がじんじんと痛む。よたよたとスーパーまで歩き、パンや林檎、チーズと牛乳や水を買い求める。パタゴニア地方へは、ブエノス・アイレスから飛行機で物資が運ばれることも多く、3割ほど値の高い商品も少なくない。
こうしてバスの出発時間に間に合い、チーズとパン、林檎をかじりながら、次の町、エル・カラファテへと向かう。バスの窓から、遥か遠くにフィッツ・ロイが見える。やがて夕日が丘をオレンジ色に照らしながら、バスは3時間ほど走る。
エル・カラファテの町は、先ほどのエル・チャルテンよりも少し大きく、有名ブランドのスポーツ用品店も並び、カジノもある。既に23時になろうとする頃にもレストランに客が入っている。
寒い夜、ろうそくのともった屋外で、お洒落をしてワインを片手に語らう人々もいる町だ。
2012/03/17 23:32 |
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