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Japan – After the trip

日本と米国の、赤い水玉のにょろにょろ – Tokyo, Japan

表参道のルイ・ヴィトンのお店の前に、草間彌生さん人形が立っていました。

この水玉は、ラスベガスのルイ・ヴィトンのお店の前も飾っていました。それは国を越えて目立っていました。

日本でも米国でも、行き交う人がときおり足をとめて、見入ってました。

日本では、幾人もの人がカメラやケータイを手に、ぱしゃぱしゃと草間さん人形を撮っていました。米国では、ショーウィンドウに顔を近づける人がいましたが、写真を撮る人はそれほど見かけませんでした。

日本人は、今でも写真好きで有名です。

日本に帰って。 – Tokyo, Japan

日本に帰って来てから、物件を探したり、お仕事をしたり、という毎日を暮らしていたら、すっかり日本のペースになじんできて、旅が遠いことのように感じます。

そんなふうにあたふたしていたら、旅前に海外転出届を出して住民票を抜いておいたのをすっかり忘れてて、ひょこひょことお役所に行って「住民異動届」っていうのを出してきました。これで一安心。

お友だちから黄色のお花をいただきました。久しぶりに会ったものだから、涙ぐんでくれて、なんだかほっこりした気持ちになりました。

JALと2周目。 – Tokyo / Los Angeles, U.S.A.

成田からロサンゼルスまで、9時間半ほど、それから乗り換えてラスベガスまで1時間ほど。そう聞くと長いフライト時間かと思っていたけれど、この1年ほど、修行のように夜行バスやら列車に乗ってきて、しかもその多くはなかなかの状態にあったものだから、何時間のフライトであれ、とても快適だった。

そして、ロサンゼルスまではJAL便。おもてなしのJAL。客室乗務員の女性は、いつもにこにこと穏やかで、お手洗いの片隅には、本日は、日本航空の翼をお選び頂きありがとうございます、と書かれた紙が置かれている。

機内食は大好き。機内にぷんと良い匂いが漂いはじめて、そのうちにからからとカートが押されてきたものなら、もう気持ちは機内食にくぎ付け。そそくさと荷物をしまってテーブルを出す。他のことは目に入らない。

夜はチキン炒めにごはん、魚のすり身にサラダ、などこまごましたお惣菜、最後にハーゲンダッツのクッキー&クリーム。そこには、機内食にお決まりのぱさぱさとしたコッペパンららしきものも、がっつりとしたケーキもない。JALには、機内食特有のジャンクなかんじを期待してはだめなのだ。

座席にとりつけられたビデオなどを見ながら、本を読んだり、お仕事をしたり、うとうととしたら、もう朝ごはん。

この朝ごはんがまた旨い。東京日本橋三代目のAIRたいめいけん。昭和6年創業の泰明軒の「タンポポオムライス」が食べられるのである。温かく保たれた洒落たパッケージに二段に入れられたオムレツとチキンライス。オムレツはふんわりとろっとろ。どちらも甘くてそれでいて押しつけがましくない。それにコールスローとアプリコットゼリーがついている。

そうこうしていたら、1年ほど前に世界旅を始めたときに最初に訪ねたロサンゼルスの町並みが見えてきた。大きな幹線道路がまっすぐと伸び、車がたくさん駐車され、あるいはびゅんびゅんと飛ばしていく。

世界旅のはじめの一歩の街に、はからずして戻ってきた。懐かしいと思った。このままもう一周同じ道を通ったら、どれもがきっと懐かしい。勢いあまって二周目してしまいそうだ。

ほんの少し、ラスベガスに行ってきます。 – Tokyo, Japan

今日からまた少しお仕事で米国に行ってきます。ほんとうは1年かけて世界をくるりとする予定がちょっと早めに戻ってきたのは、このためでした。

ラスベガスで開かれるマーケティングのイベントに、日本のお客さまをお連れします。ラスベガスは娯楽の街でもあり、そのダウンタウンはこれから急速に変わっていきそう。そこにはちゃんとマーケティングせんりゃく、があるのでした。楽しみです。

帰って来てから、打ち合わせや準備などでなんだかバタバタとしてしまい、会いたい人にもまだ会えてない。でも、日本食を満喫して、きらきらの街にすっかり魅せられてます。ほんと、すごい国だなあ。やりたいこと、もりだくさん。

来週末には帰ってくるので、そうしたら、みんなにゆっくり会いたいですっ。

戦わなくていいごはん。 – Tokyo, Japan

東京に帰って最初に訪ねた場所は、美容院。
髪を切らないことには日本の生活が始められない。

それから青山通りを歩き、お友だちも参加している表参道スパイラルのC-Depot2012に立ち寄って、渋谷まで、てくてくてく。お店もおしゃれ、町歩く人もおしゃれ、それでいてほどよく肩の力が抜けている。

そして、お互いの実家へ帰国のご挨拶。
畑で大切に育てられたたっぷりのお野菜に、とろとろの松坂牛や宮崎牛、煮物やお漬物、それに赤福3箱。お手製チーズリゾットにお刺身、それから一番搾りとスーパードライに重厚な赤ワイン。

旅するなかで、攻撃性を感じる食事をいただくのにはそれ相応のパワーが必要だったけれど、
日本のおうち料理は、とてもやさしい。
食べものと戦わなくて良いから身体もうれしそう。