Top > ブログ

標高4400mの温泉 – Uyuni Circuit, Bolivia

朝はまだ暗い5時半前に宿を出て、車に乗り込む。車の調子がおかしいようで、古びたランド・クルーザーはゆっくりと霜のおりる道を進んでいく。

少しずつ日の上がるころ、標高4850mにある間欠泉、Sol de Mananaに到着する。あちらこちらで大地から白い煙が勢いよく噴き上げ、辺りは硫黄の匂いがする。

そばの4400m地点にはTermas de Polquesの温泉もあり、湯けむりがたっている。朝食に、車に積んであったパンケーキにたっぷりのバターと苺ジャムやキャラメルを塗って、温かいチョコラテを飲む。リャマがそばを歩くのを眺めながら、温泉に身を浸す。丁度よい温度の温泉、手の先がじんじんとする。

身体をあたためたところで、再び車に乗り、重金属や硫黄、砒素などにより緑の色をした湖、Laguna Verdeと隣のLaguna Blancoへと向かう。湖には強い風が常に吹き、水が撹拌し、泡ができる。雪山が湖に映っている。

そこからすぐそばのチリとの国境へと向かう。大統領Evo Morales氏の写真の貼られたイミグレーション・オフィスで簡単な手続きをすればボリビア出国となる。