Top > ブログ

ごはんとチケットとスーパーマーケット – Cairo, Egypt

今日も体調がなかなかに優れない。

朝は、ビスケット・ビル・アグワという、もっちりとしたナツメヤシ、デーツのはさまったビスケットと、冷やしておいたオレンジをほおばる。

昼をずっと過ぎたころまで休んでから、外に出る。

近くの食堂で遅めの食事にする。
モロヘーヤスープ、野菜たっぷりのトマトベース壺焼き料理ターゲンに、サラダ、細くて短いパスタの入った風味のあるライス、それにアエーシをつける。

身体に良いものをと選んだモロヘーヤスープ、ラー油のような辛い油がかけられてもはやモロヘーヤの味がよく分からない。身体に良いのかも、分からない。

カイロからヌエバという町に向かうためのバスチケットについて調べるために、トルゴマーンバスターミナルへと向かう。宿から10分ほど歩くと、Cairo Gateway Plazaと書かれた大きく立派な建物が見えてくる。中は冷房が効いている。

窓口は行き先別に分かれ、しかも行き先別の時刻表、料金表がきちんと掲げられている。しかも、職員は英語を話し、にっこりとフレンドリーである。

ルクソールからカイロへの列車のチケットをとったときには、英語を理解する人はいなく、職員も愛想はなく、発車時刻も料金も聞く人みなバラバラの答えだった。一つの国の交通機関の間で、こうも違うものである。

こうしていとも簡単にバスターミナルを抜けだした後、日用品を買いにスーパーマーケットを探す。

エジプトのカイロは、地下鉄も通り、ビルも建ち並ぶ大都会。マクドナルドもKFCも、ある。でも町中にチェーンのコンビニやスーパーマーケットがなかなかにない。小さな個人商店が、とにかく多いのである。

見つけた大型商店も、さほど品ぞろえが豊富だとは言えない店だった。灯りも心もとない。前回、エチオピアにいたときに髪のトリートメントを探すのに一苦労、そしてここでもまた一苦労。

店員のおじさんたちは陽気で、紅茶の箱はたくさん置いてある。でも欲しいトリートメントがなかなか見つからない。結局、今日は買えなかった。

夜は、近くのカフェetoileで、オルズ・ラバン・フォーンというスイーツと、お米の入ったプリンロズ・ビ・ラバーンをいただく。甘すぎず、良い。多くの若者が店先でアイスクリームを買っていく。

丸い月が浮かんでいる。