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西洋ふうな、ヨルダンの始まり – Aqaba, Jordan

エジプトの港を出てから約5時間、洗面所はすっかりむわりとして水浸しになっている。

いちおう国際フェリーではあるものの、アナウンスはアラビア語だけで、さっぱり分からない。ヨルダンの入国スタンプは船上でもらえるとも聞いたが、どうやらそのチャンスを逸してしまっていた。

そんなものだから、20時半ころにフェリーがアカバ港に停泊した後、係員の引率でイミグレーション・オフィスへと向かう。涼しいオフィスで氏名だけ確認し、カメラで撮影されると、記入書類もなく、スタンプが押される。両替をして、荷物検査を受ける。

隣の男性は徹底的な荷物検査を受けていて、食べものの入った袋を逆さまにして取り出されていた。わたしたちも土産物が鞄の中に入っていないか口頭で確認を受けた後、建物の外に出る。

タクシーに乗ってバスターミナル近くの宿、ぺトラ・ホテルに向かう。この街には、パレスチナ難民キャンプがあり、パレスチナの旗がゆらりゆらりと揺れている。向こう岸にはイスラエルのエイラートという町がたくさんの橙色の灯りを瞬かせている。

海から近いので魚料理も豊富な町ではあるが、魚市場に近い食堂はすでに閉まっていた。

そこで、屋外にテーブルや椅子を出していたAl-sofara’レストランでグリルチキンとフライドポテト、パンにピクルスのセットをオーダーする。近くの商店で買っていたオレンジの炭酸mirindaを合わせて飲む。一人分にボリュームがあり、周りの地元の人々はテーブルに食べ残して去っていく。

ここにはフォークもスプーンもついてくる。
人の肌はより白みを増している。
宿にはエレベーターがついている。

こうしてヨルダン初日は、西洋ふうな始まりになった。