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2014年03月

マクロビ生活 – Sakura / Isumi, Chiba











朝は、奥さんが5時半ころに起きて、朝ごはんの支度をしてくれた。
5時半起きが日常生活。

朝も土鍋でご飯を炊いてくれ、納豆やお味噌汁、豆に大根おろし、それに人参。
納豆は、唯一いまだに苦手な食べ物だけれど、大粒の納豆に大根おろしをかけていただけば、ねばねばが少しさっぱり。

ご飯の後は、家の前の坂を下がったところにある田んぼへ。
舗装されていない土の坂道をざくざくと下がると、そこには田んぼがずっと広がっていた。
千葉にこんなところがあることを、知らなかった。
それでも、ここにも、開発の手がせまってきているという。

おたまじゃくしが、いる。











南酒々井駅へと車で送ってもらい、そこから今度は今夜の宿泊先、いすみ市へ。
無人駅である長者町駅から、1時間ほど歩いてサーファーさんのたくさんいる海にたどり着く。
きれいなかたちを残したままの貝殻が落ちている。
とげとげした魚が膨れ上がって、死んで横になっている。

空は晴れ渡っているけれど、風はまだ冷たい。

帰りはヒッチハイクをしようにも、なかなか捕まらなくて、
また1時間ほどかけて、駅の方へと歩いて戻る。

車に乗っているのは、
地元の人らしき、お年寄りか、
サーファーらしき、若い人たち。











お昼をどこかで食べようということになり、
その場でネットで調べてみつけたgreen+へ。
”畑付きエコアパート”っていう響きに、惹かれて。

畑にひょっこりと現れた、モダンな建物。
その1角にカフェがある。

隅の薪ストーブをつけましょうか、と尋ねられて、お願いをする。
そして、玄米ご飯に、お味噌汁、サラダに、
ヒエのフィッシュ&チップス豆乳タルタルソース
ソイミートのあったか治部煮
白菜のヤムウンセン
豆乳の二色くず豆腐

マクロビご飯。

話をしてみると、ここのオーナーは、今夜宿泊予定のブラウンズフィールドのカフェの店長を
3年ほど務めていた方だった。だから、ブラウンズフィールドのお迎えの車は、グリーンプラスにまで来てくれた。

マクロビのコミュニティ、というと、思想の強い、コミュニティかと思っていたけれど、
私たちを自然に受け入れてくれる。











ブラウンズフィールドは、マクロビを中心にしながらも、コミュニティの外に行けば、とんかつを食べることだってあるという。お酒だって、珈琲だって、飲むし、恋の話だってする。

山羊が飼われている。

畑の大根を左回りで抜いて、(右回りで地球の奥へと成長していくから、左回りで抜くと、抜きやすいのだそう)それを山羊にあげる。











夕食は、午後6時。みんなで丸いテーブルを囲んで、いただく。にんじんやキャベツの入ったホワイトシチュー、大根酢和えのサラダ、菜の花の白和え、湯葉、青菜としいたけの炒め煮、ごはんとおからのハンバーグ、ヤーコンきんぴらと大根の葉、それにえのきやネギ、大根の葉の味噌スープ。

そして、みんながおかわりする、玄米のご飯。

電磁波の話から、電気の話し。
神保町の話から、高知県の話し。

高知に移住したというシネマさんの移住先の条件は、
水がきれいなこと、隣との距離が十分にあること、水源に人が住んでいないこと、
改装自由な古民家であること、家賃が安いこと。

空には、たくさんの星が輝いていた。

土の香りがする。

ストーブを囲んで、つくってもらった豆炭アンカを足元に入れて、夜は早めに眠りにつく。

農家夫婦の引越し – Sakura, Chiba

3連休。しばらくぶりに、ちゃんと休みが取れる。
千葉県佐倉に住まう農家夫婦が、田んぼのそばに引っ越すというので、連休初日はそのお手伝い。

佐倉駅から徒歩10分ちょっとの3DKのアパートから、
車でずっと行かないと辿り着けない古民家へ。

古民家は、母屋、離れ、小屋とあって、
引越し先である離れは、
緑の砂壁に漆喰を塗ったり、敷き詰めた板に柿渋を塗ったりと手がけられている。

お昼は、「和むすび農園」というケータリングも手がけている奥さんが
握ってくれたおむすび。
昆布に梅に鮭。
米粒のかたちをきちんとさせることに、とても気を配られている。

1トントラックを3回往復させた後は、
地元の銭湯に行き、身体を温め、
夜ご飯。

引越したばかりなのに、一つ一つ手作りの夕飯をご馳走になる。
奥さんが、身体のことを考えて旦那さんにブランド指名しているEBISUビールに、
菜の花と油揚げの煮びたしや、鰹の刺身、
ぶり大根やふきの煮物、それに、おでんやふき。
そして、土鍋で炊き上げた佐倉産の不耕起米。

身体に良い素材に、
心のこもったおもてなし。

古民家は、まだまだ寒いけれど、
心はぽかぽか。

身体に元気。

家の近くには、たくさんの中華料理店とカレー屋があります。
今日は、青蓮へ。
化学調味料を使わないと謳っている。

天気も良くて、暖かくて、心も身体も元気になります。

CLASKAと家具

今日は、久しぶりの2連休。
だから、のんびりクラスカへご飯を食べに行く。朝、のんびりしすぎて、到着したのがランチ時間ぎりぎりの14時半前。それでも、3組ほど待って着席。

おしゃれな装いの若者から、家族連れから、打ち合わせらしき人たちまで、広々とした空間にまるごと受け止めている。

古いホテルをリノベートしているので、ところどころに古びた雰囲気や、雑然としたところが見え隠れする。そんなざっくりしたところも含めて、抜け感が若者たちを集めているのだろう。

オーダーしたのは、
サルティンボッカ・アラ・ロマーナ
~セージ香る豚フィレ肉と生ハムのソテー~
それに玄米。

ホテルを抜け出して、目黒通り沿いの家具屋さんを見て歩く。
BRUNCHがお気に入り。

* CLASKA
http://www.claska.com/

*BRUNCH
http://www.brunchone.com/

イギリスの香り

Fortnum & Masonのクッキー!
ごそごそとイギリスのガイドブックを引っ張り出してきたら、
なんだか行きたくなってきました。