Top > ブログ

最新施設のピロリ菌検査と、崖の上の高級住宅地 – Lima, Peru

朝からピロリ菌の血液検査を受けに、バスに乗って、「警察通り」という警察の多い道を通り、クリニカ・サン・フェリペの中にあるRoe Laboratorio Clinicoへ行く。

そこは近代的な建物であり、中にはカモミールティーなどのティーバッグも用意されている。しかもWi-fiゾーンだと書かれている。からっぽのお腹に温かなカモミールティーがじんわりとしみる。

そのうちに小部屋に通されて、慣れた手つきで注射をされる。そして、明日の17時にはインターネット上に検査結果が出ていますので、それを確認してください、といい、ログイン用のユーザーIDとパスワードが手渡される。

昼食後に飲む薬があるので、注射が終わってから、近くの中華料理屋Kuon Whaで昼食をいただくことにする。赤い門に赤いテーブルクロス、赤い壁掛けなどがかわいらしい。

鶏のささみと細麺の入ったワンタンスープと野菜と鶏肉のあんかけ麺のセットを注文し、少しずつ、おそるおそる口に入れていく。

客の多くが大盛のチャーハンを選び、インカ・コーラの瓶をテーブルに置いている。中には、わたしたちが栄養ドリンクとして薬局で買ったfruttiflex1リットルのボトルを懐から取り出して、グラスに注ぎ込む客もいる。

そこから、リマの当山ペンションに立ち寄る。パソコンのハードディスク交換にあたり、日本のパソコンの神様からEMSで送ってもらっていたDVD類が無事に届いたのだった。リマは南米でも比較的配達事情が良い。このペンションもまた、満室だといい、荷物の受け取りだけをお願いすることとなった。

そこからバスに乗り、新市街であるミラフローレスへと向かう。

噴水のあるOvaloから、高級ホテルやレストラン、アルパカの服を売る高級服屋、カジノなどの並ぶラルコ通りを歩き、海に面したショッピングモール、ラルコ・マルまで歩く。道を歩く人々もどこかしら落ち着き、洗練された装いをしている。

そんな街角にも、果物を山積みにした台車が見られる。

ラルコ・マルには、映画館、QUIKSILVERやノースフェイス、久しぶりに見るスターバックス、T.G.I.フライデーズ、オープンカフェや寿司バーなどもある。

そこから、海岸沿いの崖の上に伸びる道沿いを歩き、「恋人達の公園」まで行く。

空は霞み、海と雲の境目がぼやけている。
陸ではスケートボードにのった男性たちが技を磨き、海ではサーフボードにのった人たちが波を待っている。

恋人達の公園には、キスをする男女の大きな像がある。日の沈む時間、恋人や家族、友だちどうしでそれぞれに海を眺めている。

太陽は、赤くなり、一度黄色く色を変えた後、再び赤くなって沈んでいく。

海沿いの道にはスピードをゆるめた車が渋滞をつくっている。
崖の上には高層マンションが立ち並び、ところどころについた灯が豊かさをかもしだしている。

遠くの岸には、黒くなった丘に十字架がライトアップされている。そのまま海を眺めながら、崖の上にしかれた道を歩いて灯台まで行き、それからサンタ・クルス通りまで歩いていく。

サンタ・クルス通りからバスに乗り、宿より一駅手前で降りてスーパーPlaza Veaに立ち寄ってから宿に帰ることにする。既に20時半をまわろうとしているのに、スーパーは多くの人がレジに列を成し、カートに商品を大量に載せている人も少なくない。

先生からお勧めをされていた食材をそのままなぞってかごに入れる。グラナディージャ、ペピーノメロン、マルメロのジャム、アボガド、カモミールのティーバッグに、スーパーお手製の全粒粉パン。

夜はカモミールティーを淹れて、アボガドやグラナディージャといただくことにする。