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大雨の中の爆音コーランと、じっとりと濡れた座席 – Kigali / Gatuna, Rwanda

タンザニアに続き、ルワンダも、バスの時間が早い。今日はキガリからウガンダのカンパラに向かうが、バスは5時半発である。

ターミナルに向かうまだ暗いタクシーの車内で、コーランが爆音で流れている。音質は悪く、じりじりとした音が混ざっている。

起きた時から降っていた雨がいよいよ激しくなる。

タクシーおじさんは、雨の中、ターミナル内をくるくると回ってくれ、親切丁寧なサービスを提供した後、「モスクに行きます。では、また。」と言って、去っていった。

Jaguar Executive社のカンパラ行き、これもまたタンザニアに引き続き、右に3席、左に2席、ささやかなクッションで覆われた座席の並ぶバスである。

雨は、車内の荷物置き場をじっとりと濡らし、天井からぽつりぽつりと雨が窓側の席を濡らしていく。おかげで座席はぐしょりとしている。それを気にかける地元の乗客もいれば、気にせずどかりと座る地元の乗客もいる。

濡れた車内はひんやりとしている。

1時間半もすれば、ウガンダとの国境、Gatunaに到着する。みな一様にぞろぞろとバスを降りていく。バスの中で渡されていた出国カードを記入し、「次はどこの国にいくのか。」という質問に答えれば、ルワンダ出国となる。