Top > ブログ

セブの町から、リゾートホテルへ。 – Cebu, Philippines











最初からの予定通り、今日はマクタン島のリゾートへ。その前に、大好きなセブ・シティとの別れを惜しむかのように、宿の近くのローカル市場を訪ねて、バナナとマンゴー、それにキャッサバ・ケーキを買い求める。

カラフルなフルーツが売られ、子どもたちも接客をしていて、肉がぶらさがり、魚や海藻も並べられている。

近くのセブンイレブンで、ひたすらにピンク色をしたナタデココ入り苺味ジュース、MOGU MOGUと、ココナッツジュースを買い求め、それを宿で朝ごはんとして食べようと思っていた。

ビニール袋に入ったそれらを大切に、小雨の降る中、宿に戻ろうとしていたら、お昼時のせいか、人々の集まる食堂がちらりほらり。











そんなお店をのぞいていたら、どうにも食べたくなって、食堂入り。ピリ辛のチキンやビーフの煮込みにライスと、サービスのスープ。陽気な女性たち。

お腹がいっぱいになったのに、宿に帰って、バナナとMOGU MOGU。このバナナは、色も濃く、味も甘みもぎゅっと詰まっていた。

一泊だけのリゾートに、なかなかたどり着けなかったものの、こうして、ようやくセブ・シティから脱出することになる。

リゾートに行くというのに、やっぱりお気に入りのジプニーに乗っていきたいと思い、大きなバックパックを背負い、ぎゅうと身体をジプニーに押し込んで、その後一度乗り継ぎをして、SM Cityまで行き、そこからタクシーに乗る。

行き先がクリムゾン・リゾート&スパ・マクタンだというと、今までふっかけられることはほとんどなかったこのフィリピンで、ふっかけられた。行き先が違うと、見られ方も変わるのである。

その場でタクシーを降りて、別のタクシーを捕まえ、ホテルに到着する。











ウェルカムドリンクに、カートでの客室へのお見送り、ぴしりと整えられた広々とした客室、プライベートビーチと、それを目の前に広がるプール。そして、スパ。

ザ・リゾート。

ビーチでひと泳ぎをして、その後、プールに移動して、
一息ついたら、ふかふかほかほかのタオルに身を包む。
ビーチのそばで、本を読む人もいれば、エクソサイズに勤しむ人もいる。

最後の夜だって、リゾートホテルにいたって、フィリピン料理を食べたい。リゾート敷地内にはフィリピン料理を提供しているところがないということで、コンシェルジュに教えてもらったレストラン、Maribago Grillまでタクシーで向かう。

そのレストランは、ほとんどの客が日本人だった。

またガイドブックをひっぱり出してきて、鶏肉を炒めたチキン・アドボや魚のマリネ、それに、野菜炒めにエビの塩辛を加えて煮たピナクベット、そしてやはりサンミゲルとライスをオーダーする。

帰り道。店の前に、大好きなジプニーが通っているのを発見し、ホテルの近くまでいけるかもしれないと言って、のりこんでみた。道をまっすぐだから、行けるところまで行こう。

乗り込んだら、同乗者の男の子が鶏を手にしていた。きっとこれから食べるのだろう。
分かれ道のところで降ろしてもらい、そこから、その辺にいた男の子の自転車トライシクルに乗せてもらって、えっちらおっちらホテルに向かう。

最後にお金を渡すと、嬉しそうにした。











こうして、外部世界と隔離されたリゾートホテルに戻ってきた。

部屋で朝に買ったマンゴーを食べ、
その後、ホテル内のバーに向かう。

ビーチに沿って、ソファが置かれている。
マンゴーシェイクとバナナシェイクをオーダーして、
本を読んだり、これからのことを考えたり。

贅沢な最後の夜。