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都心から2時間のマクロビ旅 – Isumi, Chiba

朝、小屋を出てみると、明るく太陽が緑を照らし出していて、土の香りがする。鳥が鳴いている。

豆炭アンカはずっとぽかぽかとし続ける。

朝ごはんも、円卓を囲んでいただく。

玄米のおかゆに、お味噌汁、ゆかり、らっきょう、大根やにんじん、梅じょうゆ、千葉の郷土料理だという、納豆とえのき、それに亡くなった近所のおばあちゃんが漬けていたという梅干。

子どもたちも、猫たちも、元気だ。
一緒に食卓を囲んだ渡貫子嶺麻さんは、お子さん一人目を旦那さん、二人目をお母さんがとりあげたのだという。助産師さんが不在のまま。

自然に生きる力。

自転車を借りて、近くの慈慈の邸や、農産物直売所、清水寺などをくるりとまわる。
菜の花が鮮やかに色をそえている。もうこんなにも暖かい。

東京に帰る前に、カフェで食事をいただいて帰ることにする。

週替わりランチプレート。

大豆ミートの唐揚げ 中華チリソース
ほうれん草のザクカレー クラッカー添え
春キャベツのロール蒸し 生姜醤油くずあん
大根の醤油麹きんぴら
白菜と大根の中華風漬け物
ブロッコリーのポタージュ
羽釜炊き天日干し無農薬 玄米ご飯&ごま塩

目の前では、山羊が草を食み、
ブランコがぶら下がっている。

ここにはあるコミュニティがあった。
外から見えるマクロビのそれと、内から見るそれとは、
きっと違うものだろう。

家から、たった2時間の場所に。