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会場が一体となったピアノ

今夜は、サントリーホールで、「辻井伸行日本ツアー≪ショパン&リスト≫」

昨年から全国を回ってきたツアーの最終公演。
会場が一体となって、わっと拍手がなるときもあれば、その後、すっと拍手がひいて、
演奏に集中することもある。

辻井さんも観客が集中して聞いてくれたので、集中して演奏ができたと言った。
最終公演だからか、幾度も幾度もお辞儀をして、4回もアンコールをしてくれた。
アンコールが2回を超えたころから、辻井さんが深々としたお辞儀のあと、
ピアノの前に席につく度に、観客から歓声があがる。
ショパン「革命」を弾き終えて両腕を挙げたときにも、歓声と、
珍しい、スタンディング・オベーション。

辻井伸行日本ツアー≪ショパン&リスト≫

【曲目】
ショパン:
ノクターン第20番 「遺作」
ノクターン第18番
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ピアノ・ソナタ第2番 「葬送」

リスト:
エステ荘の噴水
ペトラルカのソネット第104番
愛の夢第3番
ラ・カンパネラ
イゾルデの愛の死
グノーのオペラ『ファウスト』から「ワルツ」

アンコール曲
ショパン :ノクターン第8番
辻井伸行 :神様のカルテ
ショパン :革命
シベリウス :もみの木