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身体に優しいものたち - Leon, Nicaragua

依然としてお腹の調子が良くない。

朝ゆっくりと起きて、中央公園を抜け、カテドラル横に並ぶ屋台で林檎を買い、そこに座らせてもらって、齧る。どうやら林檎はどれも米国産らしく、高いのだとお店の人は眉を少しひそめる。パパイヤやバナナといったこちらで採れるフルーツは相対的に安いのである。中南米は「フルーツを食べておけば間違えがない」らしい。

中米最大の規模を誇るというカテドラルでは数名が祈りを捧げており、その前にはレオンの町の名を象徴するライオンの像が牙を向いている。

すぐそばには、サンディニスタ民族解放戦線FSLNの旗がたなびいており、壁には、マヤの時代から、スペイン占領時代、ウィリアム・ウォーカーの時代、そして将来とニカラグアの歴史図が描かれている。

エホバ教会にはホールに人々が集まっている。テレビ中継をしているのだと、カメラのところまで招かれた。

中央公園では小さな車がくるくると回るアトラクションや小さな観覧車もあり、賑わっている。

それでも何しろ身体に優しい一日を心がけ、スーパーマーケットで食料の買い出しをすることにする。La Unionという名のこのスーパーはウォルマート資本の店舗であり、広々として品揃えも豊富な店だ。

バナナやヨーグルト、グラノーラにミルク、オレンジジュースにレモン味のGatorade、水というシンプルで身体に優しいなものばかりを買い求め、宿に戻って窓の開け放たれた、ハンモックのある大きな部屋で、揺り椅子に揺られながら、それをいただく。バナナは皮を剥きづらく、実がまだ熟していない。料理用のバナナを買ってしまったのかもしれない。

しばらく宿で休みをとり、日が暮れた頃、また町へと出てみると、子どもたちが今日も太鼓をたたいている。横には背の高い女性の人形Gigantonaと頭の大きくも背の低いel Pepe Cabezonが置かれている。子どもたちはそれをひょいと頭にかぶり、踊りを披露してくれた。

夜には再びLa Unionに行って、Reviveというスポーツドリンクを購入して、身体に入れる。

CUUN UNAN LEONと書かれ、壁画の描かれた広場では遅くまで子どもたちがサッカーをしていた。