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2014年12月

クリスマスの夜












寒い冬は苦手だけど、冬には空気が澄んでいて、イルミネーションもきらきらしていて、クリスマスもお正月もある。季節があるから、季節の行事を越しながら、一年を感じていける。

外でクリスマスイブの食事ができるのも、もうそんなにないだろうと、sensi by Heinz Beck。
東京駅は東京ミチテラスで色とりどりのカラーに輝いている。

11月に東京にオープンしたばかりなのに、スタッフそれぞれが見事なプロ意識で、店内もきっちりと心が配られている、気持ちの良い空間。

お食事のメニューはこんなふうでした。

シーフードとエキゾチックフルーツのサラダ
カボチャのクレーマ キノアのパフとマッシュルーム
グラナパダーノ・タリオリーニ 海老とハーブのスプーマ
季節の鮮魚 唐辛子のチップスとパプリカのクーリ
山形牛のアントレコート アーモンドクロスタとエシャロット
チョコレートムース スパイスの香り シトラスソース

それぞれのお皿が繊細で、アーティスティックで、心躍りました。

いつもと違った雰囲気の場所で、きちんとした格好をして、
背筋をのばしていただく食事は、いつだって、気持ちをしゃんとさせてくれる。

ジューシーなとんかつとドキドキする店












とんかつ いもや 二丁目店へ。接客がコワイと聞いてはいたものの、入店してみると、想像以上だった。二人で行っても、「空いている席にどうぞ」と強い眼力で告げられる。二人並びの席が空くまで待たせていただきます、と言うのもはばかられ、そのうちに「どうぞ」と再び強い眼力で催促される。

入る客に入店直後に「とんかつですか」と早口で畳み掛け、たいていの客はそれが聞き取れずに聞き返すので、また「とんかつですか」と表情を微動だに変えず尋ねる。

店内は、しんとしていて、時折ボスが部下を叱る声が聞こえる。その声を聞きながら、こちらもドキドキしてくる。全員カウンターなので、店員それぞれの動きが丸見えなものだから、店員の気持ちが伝わってきて、またドキドキしてくる。それでも満席で、客は黙々といただく。

でも、オーダーしたとんかつ定食は、分厚いお肉がじゅわりとしていて、大満足。お店を出たとたんに、ほっとしたくらいのお店だから、なかなかの雰囲気なのだけど、あのとんかつを食べにまた行きたくなっちゃうのかもしれない。

空也の最中。

空也の最中。

恒例の、クリスマスパーティ

毎年恒例のクリスマスパーティ。半蔵門のEnoteca D’oroで。音楽にあわせてプレゼントをまわしながら、交換。ここ数年、プレゼントに本を入れることがルールになっている。今年は、ちきりんの、「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」の本が入っていた。

それぞれの年の友だちの想いが表れていて、それが自分の今と交わるのが、とても面白い。

時の流れ

大学を卒業して新卒ではいった会社の先輩と、自由が丘のクルン・サイアムへ。

前はそれぞれビールのピッチャーを飲みきる勢いだったのが、
すっかりおとなしくなっている。

でも、お互い、前よりもずっと、幸せになっている気がする。