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ジューシーなとんかつとドキドキする店












とんかつ いもや 二丁目店へ。接客がコワイと聞いてはいたものの、入店してみると、想像以上だった。二人で行っても、「空いている席にどうぞ」と強い眼力で告げられる。二人並びの席が空くまで待たせていただきます、と言うのもはばかられ、そのうちに「どうぞ」と再び強い眼力で催促される。

入る客に入店直後に「とんかつですか」と早口で畳み掛け、たいていの客はそれが聞き取れずに聞き返すので、また「とんかつですか」と表情を微動だに変えず尋ねる。

店内は、しんとしていて、時折ボスが部下を叱る声が聞こえる。その声を聞きながら、こちらもドキドキしてくる。全員カウンターなので、店員それぞれの動きが丸見えなものだから、店員の気持ちが伝わってきて、またドキドキしてくる。それでも満席で、客は黙々といただく。

でも、オーダーしたとんかつ定食は、分厚いお肉がじゅわりとしていて、大満足。お店を出たとたんに、ほっとしたくらいのお店だから、なかなかの雰囲気なのだけど、あのとんかつを食べにまた行きたくなっちゃうのかもしれない。

空也の最中。

空也の最中。