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2011年12月

みんな美しい名前を持っている。

日本人の名前には、意味がある。
漢字がもつ意味、ひらがながもつ意味、カタカナがもつ意味、
音がもつ意味、画数がもつ意味。
身近な人が考えて、つけてくれた名前を、みんな持っている。

外国の人も、変わらない。
みんな、自分の名前を持っている。

僕は以前、自分の平凡な名前が好きではなかった。
でも今は、とても気に入っている。

漢字が難しいかもしれない。発音が難しいかもしれない。
同じ名前を持つ人が、たくさんいるかもしれない。
でも、みんな、自分の名前を好きになれればいい。
自分の名前を好きになれば、
周りの人へ感謝することができると、僕は思う。

パナハッチェルかと思った場所。 – Solola / Panajachel, Guatemala

今日も朝6時頃からお祭りミュージックが流れ、爆竹に驚かされる。
ここでは子どもたちも、フルーツや野菜を売ったり、靴みがきをしたりして働いている。

民族衣装を着た人々も含めて人だかりができているのは、民族衣装が売られている場所ではなく、普通の洋服が売られているトラックの荷台である。寝ているのか倒れているのか分からない人々が路上に幾人かいる。

朝ご飯のために体育館のような市場でサポジラの実を少年から買い、その向かいの女の子から林檎を買う。

朝から行われているボラドーレスは、昨日と比べて、若者挑戦者も少なく、マスクをかぶって衣装を着た二人が組んで、パフォーマンスをしている。林檎をかじりながら、それを眺める。

宿に戻ってキャンディーカラーのお墓を眺めながらサポジラを切り分けて食べて、次の目的地、アティトラン湖ほとりのパナハッチェルに向かうことにする。チチカステナンゴからパナハッチェルまでのバスは便数が限られているので、ロス・エンクエントロス経由で向かう。

ロス・エンクエントロスまでおよそ40分、そこから「パナハッチェル行き」だというバスに乗り換えておよそ30分。よく見かけるスクールバスを改造したバスで、荷物をまたバスの上に乗せる。

「パナハッチェル」に到着して、まずはお昼を食べようと近くの市場で、コーンスープと豚肉、トルティーヤを買い、そばの広場でいただくことにする。バスのチケット売りのお兄さんもその店で昼食をとっていたのだから、味に間違いはなく、まろやかだ。

さて宿を探しに行こうと歩きだすと、「パナハッチェル、パナハッチェル」と叫ぶ客引きバスお兄さんの声が聞こえてくる。おかしい。

ここは、まだパナハッチェルではなく、アティトラン湖から山をのぼったところにあるソロラという町だった。

いそいそとそのパナハッチェル行きのバスに乗り込み、いよいよ本当にパナハッチェルへと向かう。カーブの多い山道を走っていると、突然に大きなアティトラン湖とその向こうに山が見えてくる。

こうして無事にパナハッチェルにたどり着く。

客引きフランシスコおじさんに導かれ、Hospedaje Santa Elenaに部屋をとり、夕食をとりに街を歩く。1か月ほどパナハッチェルに滞在しているという日本人男性に声をかけられ、この街は安全だ、と聞く。

中南米は、犬を追い払うための棒切れを持ち歩くと良いと聞いたことがある。確かに野良犬が多い。てくてくと夕飯に向かっていると、犬のふんを1度直前で踏み損ない、1度はきちんと踏みこむ。中南米では、犬といろんな形で関わりあうのである。

グアテマラの織物や編み物、刺繍の技術は高く、近隣国の民芸品のほとんどがグアテマラ製なのだそう。家族総出で3か月かけて作ったというかわいらしい刺繍のほどこされた布が売られていたりする。土産物屋では、店内で織物をしている女性もいる。

メイン通りであるサンタンデール通りのValentino’s Steak Houseで夕食をいただくことにする。アティトラン湖の魚をにんにくとともに揚げた、Mojarra (Pescado) al Ajilloとピクルス、ワカモレにライスと野菜スープ、ガーリックトースト、Brahvaビールを選ぶ。しっかりとした白身の魚ににんにくが効いている。

同じ通り沿いの屋台で、おばちゃんが作ったという、レモンやいちご、林檎やバナナ、パイナップルのパイやチョコレートケーキがあまりにおいしそうで、帰りがけにバナナのパイを食べて帰ることにする。上にのったメレンゲやクリームが甘さ控えめなので、その分バナナそのものの甘さが際立っていて、ぱくりとたいらげてしまう。バイクにのったお兄さんが途中で買っていったり、遅くまでその屋台でケーキを一人食べに来ている女の子もいたりする。

アティトラン湖には、はるかかなたに橙色の灯りがわずかにぽつりぽつりと浮かんで見えた。

盛大で、ゆるいお祭り。 - Chichicastenango, Guatemala

今日はタカさんも、キチェ県のチチカステナンゴに行くというのでご一緒させてもらう。チチカステナンゴでは、12月14日から21日までお祭りがひらかれている。

小さなバスに乗って、チチカステナンゴ行きバスが出ているターミナルまで向かう。朝早くからオレンジやパパイヤ、パイナップル、ココナッツなどが市場に並べられる準備をしている。

大きな荷物をバスの上にくくりつける。グアテマラ・シティから来たときと同様、バスは真っ黒な排気ガスを出しながら、くねくねと曲がる山道を走る。山々の間に平地が広がり、そこに虹がかかっているのが見える。バスには徐々に乗客が増え、立っている人も満員になり、3時間程してチチカステナンゴに到着した。街は、祭りに加えて木曜日、日曜日の露天市でたくさんの人々でごった返していた。

話しかけられたキチェ族のTomasaさんという女性がホテルを紹介してくれたので、そこに泊まることにする。以前は公衆電話サービス所だった場所が今はホテルとなっており、「El Telefono」と名付けられている。テラスからは、丘の上に並ぶキャンディーのようなカラフルなお墓を見渡すことができる。

Tomasaさんが街の近くのパスクアル・アバフの丘でちょうどキチェ族の儀式が行われていると教えてくれたので、行ってみることにする。

とうもろこし畑を通り、松林を登った丘の上には、東西南北に石の像が置かれ、キチェ族が信仰するパスクアル・アバフの黒い石の像が祀られており、宗教儀式が行われているところだった。

Jose Maria Tol Chanさんという男性がキチェ語とほんのわずかのスペイン語で祈りを捧げ、2人の女性と1人の男性がそれをじっと聞いている。他にも2組同じように祈りを捧げている。

火を焚き、お香を燃やし、焚かれた缶を大きく振るので、辺り一面はお香の煙で満たされる。Joseさんは、祈りを捧げながら、松ぼっくり、その粉、松の葉やお香、砂糖を、火にぱっぱとばらまく。そしてラム酒、蜂蜜、樹液やスピリチュアルローションとボトルに書かれた水色の液体を振りかざす。最後にはそれを草に振りかけ、聞いていた3人の身体全体にかけて、なでつける。そして、火に向かい、小さなキスを幾度か捧げる。

また、隣で1人熱心に祈りを捧げている男性は、りんごや花が供えられたパスクアル・アバフの石の像にコーラとラム酒を飲ませる。時折ろうそくの束を火に投げ入れ、火を絶やさない。そうしながらも、時にはケータイの着信音がなると、ちらりと画面を覗いたりする。

この街でも主に女性が民族衣装を着ており、Joseさん含め、男性は洋服を着ていることが多い。以前、民族衣装を着ていることでどの民族かが分かってしまい、男性間は抗争の原因となることがあったからなのだそうだ。

丘のふもとには、仮面博物館があり、昨日のサン・シモン像がここにも黒いハットに黒ひげ、ネクタイをしめたスーツ姿で座っており、その横にこの街の守護聖人であるサント・トマス像がいる。

博物館の女性は、El Tzijolajという馬の像を手にして、これは踊りのときに担いで踊るのだと、実演してみせてくれた。

サント・トマス教会近くに戻ると、ちょうど伝統的宗教儀式であるボラドーレスが行われていた。マスクをかぶり、オレンジ、黄色、黒や赤といった衣装を着た男性が、細長い木の上まで梯子をつたって登り、輪になったロープの上に座ってくるりくるりと回りながら、下がってくるというものだが、果敢な一般人も参加できるらしい。幾人かの勇気ある若者が挑んでいくが、細い木はぐらつき、若者の身体は震えている。

木の下ではマリンバが演奏され、それに合わせて出番を待つマスクをかぶった男性がゆるいステップをふんでいる。自分の番が終わったら、やれやれといったふうに、そのステップ場所へと戻り、周りのマスクをかぶった人と時には雑談をしながら、またの出番を待つ。そこはかとなく、ゆるい。

そのそばで民族衣装を着た女性たちがトルティーヤを作っている。そこでyisado de resとご飯、トルティーヤをいただく。夕方になるとぐんと気温が下がり、吐く息が白くなるほどで、教会前でいただいたミルクチョコレートにライスが入ったLeche chocolate y arrozは身体をぽかぽかと温めてくれる。

街の中心にあるサント・トマス教会は、もともマヤのキチェ族の建物に使用されていたものだが、スペイン人がそれを壊して教会を作ったという。教会の前でも火が焚かれ、人々は缶を上下に振り、辺りは煙で満たされている。教会には赤、緑、青、黄といったチカチカと輝くイルミネーションに囲まれてSanto Tomas、San Jose、San Sebastian像がまつられ、ろうそくの灯に照らされている。そして天井からは黄色や赤、緑といった色とりどりの風船がぶらさげられている。

その内に、Santo Tomas、San Jose、San Sebastian像をのせた、羽や花、鏡のついた大きな神輿が一体ずつ教会の中に入っていく。パンパンと大きな爆竹が放たれる。

教会の前には多くの人が集まり、夜には、花火があがり、コスプレさながらのマスクをかぶった人々がはたまたゆるいダンスを繰り広げる。シンデレラもどきやプーさんに女子マスクのついた人などがいる。さきほど道でコスプレダンサーたちにすれ違ったので、ちょうど直前の打ち合わせに向かっていたところだったのかもしれない。DJも同じフレーズを繰り返し、ダンサーたちも、音楽に合わせて腕を上下に振るだけで、後半は疲れている様子さえ見受けられる。なんとも愛嬌があって、良い。

その盛大かつゆるいパフォーマンスを眺めながら、Comedor Fabyで、わたしたちは牛肉のシチューとフリホーレスとライス、Galloビールをいただくことにする。

夜遅くまで、祭りは続いていく。

グアテマラにおける田園風景と温泉と日本料理 – Quetzaltenango / Zunil / Aguas Amargas, Guatemala

今日はBAKE SHOPで買っておいたグラノーラとミルクを頂いた後、タカさんが、鄙びていて好きだと教えてくれた、アグアス・アマルカスという温泉に行くことにする。ただ、アグアス・アマルカス、土砂崩れの影響で営業を停止していて1か月前から営業再開をしたとか、しないとか、タカさんが3社の旅行会社に問い合わせをしてくれたものの、どうにも真実は分からないままだ。

とにもかくにも、わたしたちはアグアス・アマルカス行きのバスが出ているスニルという村まで、まずはバスで向かう。温泉街であるロス・バーニョスを通り、バスが走ること、30分程。アグアス・アマルカスに到着して、街の中心であるカテドラルを目指す。ちょうど集会が行われており、色鮮やかな民族衣装を着た人々が列を成している。

そこでは、とうもろこしの粉を練り牛肉をのせて葉で包んだタマルと、大きな壺に入った「コーヒー」だという甘い紅茶のような味のドリンクを配っていて、わたしたちも有り難くいただくことにする。

スニルで行き交う人々はみな口をそろえて、「アグアス・アマルカスは今開いていないよ。」と言う。でも、とりあえず、行ってみることにする。マサテナンゴ行きのバスに乗り、グアテマラ唯一で日本が造ったという短いトンネルをくぐり、アグアス・アマルカスの最寄りの場所で降ろしてもらう。

そこから順調にいけば、50分程で温泉に着くはずだ。温泉までの道のりには、山々の間に田畑がおだやかに広がっている。
キャベツや玉葱、とうもろこし、菊などが植えられ、ビニールハウスやスプリンクラーもところどころに見られ、鮮やかな民族衣装を着た女性が水をまいている。大きな石を削っている人々がいて、石がいくつも積まれているところがある。Jose Poz Chayと書かれた小さな十字架やカラフルなお墓もある。

村の車の大半を占めているだろうTOYOTAのHilux車が、荷台に人を乗せて砂埃をまきあげながら、砂利道を走っていく。

途中に川が流れており、橋の部分がそのまま崩れ、道がぷつりと分断されていた。やはり、アグアス・アマルカスは土砂崩れの中に埋もれたままなのかと半ば諦め、近くの民家に尋ねてみると、小さい風呂は、ある、と言う。「橋が崩れているのはずっと前からだよ。アグアス・アマルカスは、小さな風呂だったら、やってるよ。川にぶつかったら、それを右に行くと別の橋が見つかるから、大丈夫。」と地図を描いてみせる。

いよいよ川にぶつかって、教えてもらった右側を見てみると、道らしき道がなにもない。左側には人が通ったような砂道が見えたものだから、川岸に沿ったその砂道を左に進むことにする。なんとか川を渡れそうな場所で石をぽんぽんと飛び渡ると、向こう岸にたどり着いた。

LOURDESホテルと書かれた廃墟の近くで牛がもーもーとなき、そのまま道なりに進んでいくと、Aguas Amargasと書かれた看板が無残にも斜めに草に埋もれ、入口のゲートにも最後の2文字「as」しか残されていない状況だった。ゲートをくぐり、中に入るものの、アスファルトの道は崩れ、砂利と化しており、また川の石をぴょんぴょんと飛び越える。

現地の人々が道端に座りこんでお昼を食べている傍を通ると、公共の温泉だという小さな小さな水汲み場が見つかった。温泉プールや個室風呂もあったとタカさんから聞いてきたが、それは廃墟のままであり、ただ、地元の人々がお湯を汲みに来たり、ときに身体をあたためるための水汲み場だけが、無事に残されている、といった具合である。

脚を浸す。遠くのほうに、山々が見え、お湯は熱くて心地よい。地元の人々がお湯を汲みに来て、言葉を交わす。「レモンの味がするんだよ」と教えてもらったとおり、お湯は、ほんのりとレモンの味がした。

スニルまでは乗合荷台トラックに乗って戻る。色鮮やかな衣装を作る織り機を見せてもらった後、カトリックと土着宗教が融合した密教というサン・シモンの家を訪ねることにする。

サン・シモンさんは、ぴしりとスーツを着てサングラスをかけ、黒いハットをかぶり、口を黒いマスクで覆い、手には黒い手袋をはめ、ピンク色のひざ掛けをして、椅子にどしりと座っている。毎年スニル村の家々を点々と回るのだという。彼の口にはラム酒がふるまわれ、その受け皿としてのおけも足元に置かれている。サン・シモンさんの前には花や、それぞれ意味を持つさまざまな色のキャンドル、砂糖が置かれ、家の裏では火に向かって祈りが捧げられていた。

帰り際にホセ、マリア像が置かれた家も拝見する。

スニルからケツァルテナンゴまで、バスに乗り込んだもののふいに途中で降ろされ、再び乗合荷台トラックをつかまえて乗り込んで帰ることになる。

ケツァルテナンゴのカテドラルは新旧二つの教会が合体したような形になっている。その前の中央公園ではライブや鼓笛隊のパレードが行われ、クリスマスツリーも飾られている。

夜ご飯は宿でいただくことにする。茄子の味噌煮込みとじゃがいものスープにほうれん草、ご飯。茄子は、こちらではなかなか売れずに残っていることが多いのだという。醤油もみりんも出汁も、値段は高いがグアテマラでも手に入るらしい。

田園風景と温泉と日本料理の一日だ。

かちんこちんのグアテマラ。 - Guatemala City / Quetzaltenango, Guatemala

グアテマラ・シティ及びバスターミナルは、グアテマラに長く住んでいる人々やグアテマラ国民をもってしても治安が悪いと言わしめる、悪名高き場所である。

そんなものだから、そのまま温泉のあるケツァルテナンゴに向かうことにする。悪名高き場所を目の前にわたしたちの動きはかちんこちんとなるものの、ターミナルで出会ったのは、優しくケツァルテナンゴ行きがあるバス会社の一つ、Galgos社のターミナルを教えてくれるおじさんであった。歩いてすぐだから、と指さしてくれる。

Galgos社のターミナルにはメキシコ行き国際バスの利用者のためにファーストクラス用のスペースを設けており、温かなコーヒーとサンドイッチが用意されている。ケツァルテナンゴに向かうわたしたちはもちろんその対象外なのだが、それとは気づかずにちゃっかりとコーヒーとサンドイッチをいただいていた。

隣に座った、グアテマラ・シティで9年間仕事をしているというメキシコ人夫婦に声をかけられた。これから休暇でメキシコに戻るのだという。メキシコ料理が恋しい、と奥さんが言った。旦那さんは言う。「グアテマラはタクシーに気をつけなさい。イエローキャブ、Amarillo社のタクシーを使うと良い。」

Galgos社のケツァルテナンゴ行き始発が8時半だったので、おとなしくターミナルで待つ。バスは定刻3分前、なぜか急いで乗客を乗せ、みなが席についていない内からぶおおおと音を立てて、出発した。急いで勢いよく出発したものの、人も商店も車も、新しい建物も古い建物も溢れる大都会、グアテマラ・シティをところどころで止まり、ゆっくりと走っていく。

途中、時計や雑誌、クリームやトルティーヤを売りに来るおじちゃん、おばちゃんが車内に乗り込んで、各乗客の手にとりあえずその商品を握らせる。そして、不要な人はその後、丁重に返却をしていくのである。

そんな風にして林檎を持ってきたおばちゃんからQ1(1ケツァール)のそれを買おうとしたところ、Q10の紙幣しかないことに気づき、おばちゃんはお釣りがない、と言った。どうしたものかと思っていたら、隣のグアテマラ人家族の男性が、Q1をそっと差し出してくれたのだった。かちんこちんのわたしたちは、こうしてグアテマラ人ご家族に、林檎をごちそうになってしまう。

途中に長い間の不定期な休憩があったり、物売りの人々や乗客を乗せたり降ろしたりしていたものの、なぜかものの見事に予定到着時刻の13時半、2分前に到着した。

バスを降りると、道に通りがかったロナルドさんという米国人に「ぼくはタカハウスの近くに住んでいる。近いから、場所を教えてあげる。」と声をかけられる。

グアテマラでよく見かけるPollolandiaというチェーン店でフライドチキンを買いながら、日本人のタカさんが経営しているという宿、タカハウスに向かう。1998年からグアテマラにいるタカさんは、グアテマラは悪くなることはあっても、良くなることはない、と言った。

お勧めをしてもらった米国人の経営するパン屋、BAKE SHOPでグラノーラとおやつ用の木苺のパンを買う。おいしいパンがまだ少ない街においしいパン屋さんを作ると、成功するのである。このパン屋も月曜日と金曜日だけのオープンであるが、名が知られているのである。

そして近くのウエウエテカスというレストランで、グアテマラ料理である牛タン(Lengua)とマッシュルームの煮込みを、Galloビールとともに早めの夕食としていただく。牛タンは厚く、とろとろとしていて口の中でとけていく。

夜食にいただいた木苺のパンも、ずっしりとボリュームがあるものの、甘すぎず、もぐもぐと食べてしまうのである。

■BAKE SHOP
18 Avenida 1-40 Zone 3, Quetzaltenango