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中国の友だちとの再会 – Beijing, China

今回宿泊させていただいているお友だちとは、もともと北京で習っていた陶芸教室で一緒だった。

朝は、そのお友だちが作った陶器の急須でお茶を淹れていただく。
それにトーストや卵焼きにお野菜。一日一日を楽しそうに暮らすお友だちと一緒にいられるのも今日が最後。

今日はセブンイレブンは開店していたものの、街中には「日本製のものを買うのは止めよう」と大きく掲げた店もある。

北京の動物園駅近くは問屋街が並んでいて、
いくつかの大型の建物に、
衣服や靴やら小物やらが所狭しと並んでいて、
いつだって多くの人で賑わっている。

店員も多く、その多くは商売熱心というよりは、すっかりくたびれている様子だ。

建物をくるりとして、買い物をした後、
待ち合わせをしていた中国人の友だちに会いに行く。











その友だちは中国人では珍しいベジタリアンで、仏教にも関心が高い。護国寺小吃店に入り、棗巻果、爆肚、豆腐湯や豆面丸子面、杏仁豆腐などをオーダーする。互いの近況報告をしたり、漢方の話をしたりした後、やはり釣魚島の話題をふられてしまった。「どうして日本は、中国の領土である釣魚島を自国の領土だと言うの?」やはり日本政府に対して不満をもっているようだった。中国の多くの若者が同じように思っているのだろう。

そんな質問をされながら店を出ると、「日本人と犬は入店お断り」と掲げた店の前を通る。











以前、友だちと訪ねたことのある広済寺を再訪する。寺のお坊さんとも親しい友だちが、私たちのことを紹介してくれる。こちらが日本人だと分かっても、あたたかく迎えてくれた。最近の中日関係に心を痛めていること、先に起こった日本の大地震では、涙をした。中国も、四川で大地震を経験しているのだ。











宿泊させてもらっていた友だちの家に戻り、いつもの心のこもったカレーやサラダや炒め物などをいただいた後、私たちはまた旅に出る。
タクシーで北京駅まで行き、そこから瀋陽へと向かうのだ。