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大きな街イスタンブールの一日 – Istanbul, Turkey

朝目が覚めると、大都会イスタンブールに入ってきていた。そしてパムッカレ社お得意の、ネスカフェコーヒーにチョコレートクッキー、レモンのビスケットにチョコのパンケーキが配られる。

8時にターミナルに到着すると、そのままパムッカレ社のミニバンに乗り換えて街の中心へと送ってもらう。朝の街は渋滞し、ミニバンはゆっくりと進んでいく。

ミニバンが到着したユスフパシャ駅から宿のあるチェンべルリタシュ駅までトラムに乗っていくことにする。ちょうど朝のラッシュ時にあたっていて、トラムにもぎゅうぎゅうと人が乗っていく。

今回取った宿は、イスラム宗教上の理由から、ドミトリーであっても男女の部屋は分けられている。チェックインをする際には、ここはイスラム教徒の国なので、洗濯物を干すときにはその辺りを考慮に入れてください、と言われる。トルコのバスでは、見知らぬ男女が隣り合わないように配慮がされているとも聞く。

政教分離の国トルコ、特に大都会のイスタンブールでは、イスラム教が街の表に見えづらい。それでも、こうした規則は守られ、宿にいれば爆音のアザーンが重なり合って鳴り響くのが聞こえてくる。

昼食は、スィルケジ駅の周りにある何軒かのロカンタのうち、客引きも熱心だったエティシュというロカンタに入る。マッシュルームのトマト煮込み、マンタル・ソテに、おすすめだという、チキンにじゃがいも、にんじん、ホワイトソースとチーズをかけた壺焼きサライ・ケバブを頼み、バケット、エキメッキとともにいただく。食後にはトルコティーがテーブルに出される。

大きな街に来ると用事が増えるもので、今日も日本への小包郵送の準備をしたり、スーパーマーケットや大型薬局で買い物をしたりする。

やがて街は夕日に照らされ、ブルーモスクがライトアップされる。

夜は、宿の近くのマカルナ・サラユという店で、店名にもなっているトルコパスタ、マカルナをオーダーする。数種類のパスタから、きのこやチーズ、それにビーフやトマトのパスタを盛ってもらう。他のロカンタにもあるように、この店もエキメッキの容器から各自それぞれ好きなぶんをトレイにのせていただく。

夜の12時を過ぎてもずっと遅くまでまだトラムの走る音が聞こえる。

そして、南アフリカからはじめて、マラリアエリアを抜けても1ヵ月間は飲み続けてきたマラリアの薬が、ようやく終わった。